浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

出世の館

新聞によると、昨日の地方創生調査特別委員会で、「直虎関連の経済効果を早めに算出し、公表せよ」との意見があったようだ。

 

 

ベンガラ横丁のあとにできた「出世の館」の売上があがっていないという納入業者の話を受け、調べてみた。
出世の館は、大河ドラマを機に5700万円を投じて建設、運営。
これまでに10万人の入場者数がある一方、一カ月の売上は平均300万円。1日計算10万円。運営費が支払われているからなのか、貪欲さにかけるのではないかなあ。入場者も観光客がちらほらとのこと。

 

広報はままつ7月号の市長コラムには、出世の館は観光誘客の目玉と述べている。

 

 

せっかくのチャンスを逃がさず、もっと官民あげて営業努力してほしい。

6年目の福島県・浜通り(原発事故・津波被害地域)その4

 

2日間の感想

原発事故、津波で大きな被害を受けた浜通りの3市6町だが、市町によって復興への考え方、取り組み、スピードが異なっていた。

福島第一原発がある大熊町双葉町は、6年経っても未だ「避難困難地域」。大熊町の副町長が他の市町の復興状態を見て、「差をつけられた」「復興予算が自分の町の分、残るのだろうか」とため息をついていた、同乗していた双葉町出身の大学生は久しぶりに見た荒れた故郷に涙していた。復興はまだまだだ。

その一方で復興が進んできているまちは、箱物に多額なお金が使われていた。町庁舎、駅、歩道、新築の住宅、巨大防潮堤。ここまで必要なのかというぐらい。

さらにびっくりしたことは、巨大防潮堤のすぐ横に、新築住宅がどんどん建っていること。もう震災、津波の怖さは忘れているのだろうか?それとも、防潮堤ができて安心したからだろうか。

原発を受け入れたことによって、町は仕事ができ、人が増え、豊かさを享受してきた。

しかし、事故が起きるとその結果は悲惨だ。6年の間で草木に覆われた建物、そしてその中での行われていた6年前の生活は戻ってこない。
被災した町に人が戻ってきて欲しいが、被災補償があるので、住民票を移さないけれど、帰れない、帰らない人は多いだろう。人口流出が進む中で、それぞれの市町がどうまちづくりをしていくか、これからも注目していきたい。

浜松市がすべきことは、復興への支援だけでなく、被災地の状況を研究し、土地利用を定める時には「災害」(地震津波原発、土砂災害など)への配慮をどう入れ込んでいくかだと思う。

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6年目の福島県・浜通り(原発事故・津波被害地域)その3

2日目

相馬市を出て、常磐道大熊町から南下

富岡町
この4月に避難解除。
東京電力福島第二原子力発電所エネルギー館が、現在は、福島第一の視察の受付や現地に入る人の研修をする福島第一原発視察センターになっていた。今後は廃炉の様子も展示するように計画中」とのこと。

富岡駅の周りは、復興が進んでいた。
周辺にはまだ津波被害そのままの家があったり、その隣に新築の住宅や復興住宅があったりと。
その一方で、富岡駅工事現場の海側に黒のフレコンが積まれている。瓦礫も。

 

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楢葉町
楢葉オフサイトセンター
 

震災前のオフサイトセンターは、自家発電が作動せず職員は逃げた

 

広野町
広野復興拠点

2重の防潮堤。ここまで欲しいのだろうか。これも復興予算?

 

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いわき市久ノ浜>
ここも巨大な防潮堤ができていた。

そして、できている防潮堤のすぐ側に新築の家がドンドン建っているのには、びっくり。

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6年目の福島県・浜通り(原発事故・津波被害地域)その2

 

浪江町
浪江町はこの3月に避難解除が出て、徐々に住民が戻ってきているところ。といっても、すべての住民が戻ってくることは難しいだろう。

浪江町仮説商業施設「まち・なみ・まるしぇ」と立派な庁舎ができていた。

南相馬市小高地区>
南相馬の中でも、放射線量が高く、帰還困難地域だったところだ。
そこで、震災後、有機農法酒米をつくっている根本さん(81歳)から話を聞いた。
平成24年から警戒区域解除を受けて、試験的に耕作。放射能が出なかったが、イノシシにやられた。
平成25年、イノシシの被害は防いだが、線量が基準値を超えた。瓦礫除去作業の影響ではないかと根本さん。
それ以降は出ていない。
現在は、酒米(おもち)を7反歩を無農薬で育てている。うるち米の倍以上の単価で売れている。
平成28年の避難指示解除で単身帰宅。
近隣で帰っているのは1〜2割。

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相馬市
震災後の8月、盆踊りの浴衣着付けボランティアで、伺ったところだ。
当時は港方面は、津波にやられ、そのままの姿で残っていた。

現在は太陽光発電「畑」になっていた。

 

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市役所や市民ホールが新しくなっていた。
復興予算があったからなのかなあ〜〜

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*最後の写真は2011年の相馬市

 

6年目の福島県・浜通り(原発事故・津波被害地域)その1

 

東北大震災から6年。

原発事故と津波の被害を大きく受けた福島県浜通り、今はどうなっているのだろうか。

政経営フォーラムのメンバーとともに、大熊町石田仁副町長の案内で訪問。1日目(7月1日)は郡山から288号線で大熊町、6号線を使いながら北に向かい、双葉町浪江町南相馬市小高地域、そして相馬市に。
2日目(7月2日)は、相馬市を出て、常磐道大熊町、その後南下し、富岡町楢葉町広野町いわき市久ノ浜経由して、いわき市に向かうルート。

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大熊町
郡山で集合をし、国道288傲然をバスで大熊町に入った。
大熊町は、現在も「避難困難地域」に指定されている。

大熊町は行政機関も大熊町にいることができないため、会津若松市いわき市に分かれ、合わせて100名程度働いているとのことだ。

 

 

除染地域と除染されてない地域が道を隔てて存在し、除染されてない地域では、6年前の避難した当時のまま、家や車がそのままにあり、
草が伸び、荒れ果てた状況にあった。

 

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原発事故が起きる前までの「当たり前の生活」が一変に奪われてしまった姿に、胸が締め付けられた。

田んぼがまるで野原のようになっていたり、黒いフレコンがあちらこちらで積まれている。

 

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線量は2時間で0.1マイクロシーベルト

避難困難地域には、身分証明書が必要で、出るときにはバスのスクリーニングが行われた。

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不登校生のための進学相談会

本年度も、民間相談機関「子ども育ちレスキューネット」では「不登校生のための進学相談会」を浜松で3回、磐田で1回開催します。

 浜松市不登校児童、生徒は1000人を超え、不登校は特別な存在ではなくなっています。しかし、中学卒業後の進学、進路については、情報が行き渡っていないのが現状で、保護者が子どもさらに追い詰めてしまい結果となっているケースも見受けられます。この相談会には、毎年「不登校生」「引きこもりがちな青少年」及びその家族が藁にもすがる思いで、「普通高校」「単位制高校」「通信制高校」「高認試験」「就職」「福祉サービス」などの情報を手にしていかれます。また、個別の相談も受けています。また、面談後必要性のある方で、希望する方には、無料での学習支援も実施しています。

*2009年から開催。8年間で、401名242組(小中高生76名)の方が、参加しています。


◇日時
  7月 8日(土)
 9月17日(日)                                    
10月 7日(土)
11月11日 (土)                                       

13:30~16:00      

◇相談会の日程と内容     
13:15~ 受付
13:30 ~15:00 高等学校、高等学校卒業資格認定試験に関する説明
15:00 ~16:00 不登校生に関する進路およびなんでも悩み相談(個別)

◇対象  
不登校生(中学、高校等)、高校中退者、引きこもりがちな若者と
その保護者の皆さん、教育関係者、不登校生の支援に関心のある方

◇参加費 無料、予約不要(途中参加可能です)
 希望者には、無料で学習支援を行います(要個別相談)

◇会場 
7月、8月、11月
アイミティ浜松 第2講習室
 浜松市中区船越町11-11 TEL053-465-5065

10月
磐田アイプラザ ふれあい交流室1.2
 磐田市国府台57-7 TEL0538-37-4824

◇主催  子ども育ちレスキューネット
  (静岡県西部の子ども関係NPO団体やカウンセラーからなる団体)
  http://childrescuenet.hamazo.tv/

◇後援 
 浜松市  浜松市教育委員会  磐田市 磐田市教育委員会
 静岡新聞社静岡放送  中日新聞東海本社

◇お問い合わせ・当日連絡先
 TEL/090-3936-5840(子ども育ちレスキューネット 服部)

 

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めぐみの活動予定 7月1日〜

7月
1日(土)〜2日(日)福島視察
  大熊町浪江町南相馬市富岡町広野町
3日(月)女もすなる都市計画
6日(木)子どもの居場所を考える会
7日(金)はじめの一歩
8日(土)友愛のさと祭り
     不登校生のための進学相談会

9日(日)こいね水窪じゃがた祭り
10日(月)子どもの貧困支援者研修
      気候変動の浜松学
      はままつシャツ部
11日(火)なないろの風勉強会(富士市
12日(水)浜松市議会野球
13日(木)葉っぱ隊市教委との懇談
14日(金)学習支援連絡会
17日(月・祝)議員と語ろうNPO円卓会議
18日(火)福祉を考える会