浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

緊急的な課題に対して市長に提案

一人会派の3人(小沢明美、山口祐子、鈴木恵)で、来年度予算要望として、新たな緊急的な課題に対するよう、市長に提案をした。



これまで、予算要望はしてきていないが、新たな課題が緊急的に出てきていることを踏まえて、市長に直接提案した。

提案しただけなのに、市長はなぜか急に怒りモードに。
何が悪かったのだろうか?





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



提案内容は、大きく2つ。

雇用が厳しくなる中での労働施策の充実。

同一世代が集住する分譲団地や公営団地では、一斉に高齢化が始まっていて、地域が共生共助していくためには、若い世代との混住を進めていく仕組みづくり。


詳しくは以下に。




1. 労働施策の充実について
 昨年秋からの世界同時不況の影響は、輸送用企業に特化した浜松市にも大きな影響が表れている。特に雇用状況は大変厳しい状況が続いている。静岡労働局が10月2日発表した県西部地域の有効求人倍率は、0.30倍と過去最低基準のままだ。年末にはさらに雇用の悪化が予想されている。また、市が実施した「平成20年度労働力確保調査事業」(平成21年9月公表)では、今後3年以内の採用なしとしている事業所は6割を超えていて、先の見えない状況だ。
 そこで、早急に市として、労働施策を充実させる必要がある。


<包括的労働施策の実施を>
● 県西部求職者総合支援センターと区社会福祉課などとの連携
セーフティネットの見直しと追加
● 困窮した人々のために、110番のような「ヘルプライン」の設置
● 諸施策に精通したコーディネーターの育成と窓口への設置

<緊急経済対策事業本部の役割の見直しを>
 経済対策に加えて、雇用対策も。
● 年末に予想されるさらなる雇用悪化に向けての失業者対策
● 新卒の就職未定者対応と実態の把握
(中学、高校、大学との連携)
● 環境、エネルギー、農林業分野などで新しい産業の創出
● 仕事のつくり出し

<若者の就労環境の整備に踏み出す>
●中学卒業後の若者の実態を追跡する機能の確保(毎年約130名が進学も就職できない状況)
● 若者の権利としての労働教育の実現(中学、高校へ社会労務士の派遣)
● 若者の自立支援のための体制、カリキュラムづくり 
 専門的知識を持った職員の確保・育成
 (関係機関、社会福祉法人NPOなどの地域の社会資源の発掘とネット
  ワーク化)
●外国人の非就労者対策

<女性の就労支援>
● 保育園と放課後児童会の拡充と質の確保
● 病児・病後児保育の充実(施設型、派遣型)

2. コミュニティの力を借りて、自立・共生へ
 同一世代が集住する分譲団地や公営団地では、一斉に高齢化が始まっている。地域が共生共助していくためには、若い世代との混住を進めていく必要がある。
そのための具体策として
● 空家対策
● 多世代の混住化の仕組みの開発