浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

税金の使い方

中心市街地の活性化に、行政が音頭をとる「大型イベント」は必要なのだろうか。


先日書いた、2009年の誘致をめざすインターナショナルモザイカルチャーについて、追加です。


浜松市は16年度までの5年間で、再開発事業など約1520億円という多額の事業費を中心市街地に投入してきました。しかし、中心市街地の人口、小売販売額、歩行量は5年間でいずれも減少しています。市も「活性化の評価は低いと言わざるを得ない」と認めています。

 「中心市街地活性化は必要なんだから」という言葉だけですべて決めず、今後の中心市街地の事業や予算の執行に関しては慎重に進め、事前に事業評価をきちんとしておく必要があります。

でも、今回の誘致計画ですが、まだまだギモンがあります。

●フラワーパークがメイン会場の予定なのだが、中心市街地活性化事務局がまとめ役となっており、他の関係する課は関心が低い。中心市街地活性化事務局が事務局をするのはなぜ?

●フラワーパークの活性化、中心市街地活性化は両立するのだろか。
 入場者数の低下、経営悪化のフラワーパークで、大型イベントを持ってきただけで、活性化するのか。そのシナリオは?
 中心市街地活性化の特効薬は、大型イベント???

●2500万円の誘致活動で、何にどう使ったの?


●フラワーパークで、トピアリーのイベントしたけど、入場者数には影響しなかった。同じ失敗はしないのか。

●こうした大型イベントを利用し、道路とか、施設などに投資するのでは?