いわゆる非行系の子の相談にいくと、「中学3年の夏を過ぎると関わるところがない。関われない」と言われてしまう。
児童福祉法では18歳までの子どもが対象なのだが、小さい子どもへのサポートで手一杯であること、年齢を重ねると問題が複雑になってくること、小さい子どもへの影響が大きいことなどで、実際には断れてしまう。
特に女子の性非行の場合は(法的には被害者になる)、心のケアが十分実施されておらず、継続してしまうケースが多い。「自傷行為と同じだ」という専門家の方もいらっしゃるが、手が伸びていない。
まだ、15歳。あきらめられない、あきらめたくない。
彼、彼女たちがケアされ、再チェレンジできる仕組みを早急につくらねば。