浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

進化するイベント、まちはびっくり箱だぁ!

3年目に入った浜松市東地区・アクト通りの活性化、地域交流が目的のイベント「まちがびっくり箱だぁ!」の今年度分のすべてのイベントが終わった。


このイベントは、まず「今年はやる?どうやる?」というところから始まる。誰かに命令されて実施するイベントでないので、あくまでも「やりたい!」という人が出てくるまでは、動かない。今年の2月に21歳の専門学生(のぶのぶ君)が手を挙げ、今年スタートがようやくできた。

中身についても、決まったものがない。「まちはびっくり箱のように、いろんなコト、モノ、ヒトがいる。それを楽しんじゃおう」というコンセプトにあえば、いい。

今年は、これまでの課題から、「他のイベントや施設との連携」(パラサイトともいうかな?)、「複数回実施」(1回の負担を少なく)とし、新たな挑戦を始めた。

結果、企業の展示会、大学の学園祭、市のイベント、まちづくりセンターというそれぞれ異なるイベントや施設と4回連携して、まちはびっくり箱だぁ!が実施された。連携先からは様々なことを教えていただくことができ、広がりも生まれた。

テーマが「野良猫の視点でまちをみよう」ということになり、ネコ化計画が進められた。最初は恥ずかしがっていて人たちも、ネコ耳、ネコしっぽをつけ、フェイスペイントも率先してして、ネコになっていった。最終のイベント「クリスマスフェア」では、ネコサンタも登場。びっくり箱らしい、楽しい雰囲気を参加者とともにつくりあげることができたのではないだろうか。


それにしても、若い実行委員長は、回を重なるにつけて、本当にたくましくなっていった。

私も含め、私の同じくらいの年代にも実行委員のメンバーは、あくまでもサポーターで、若い彼らの成長を見、一緒に楽しむのが役割だ。

また、今回は高校生の参加が出てきたり、常連の小学生から「私に手伝うことはありませんか?」と声がかかったりと、若い人たちの自主的な参加の芽が出てきた。

誰かに命令されてやるのではなく、自らがまちをつくる主体者として、動き始めていることを感じられることは、本当にうれしいことだ。

最後のフィーナーレでは、クロールさん作詞作曲の「まちはびっくり箱だぁ!」のテーマソングが披露され、子どもも大人もそれにあわせて踊った。

「いつか晴れるだろう♪」


さて、来年はどんなコト、モノ、ヒトが待っているのだろう。
あなたもまちを楽しみませんか??