浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

息子

今年4月から大学生となった息子が半年ぶりに帰ってきた。ひげをはやし、ひとまわりでかくなっていた。

候補の準備を始めた時、彼は小学校5年生だった。「立候補してみませんか?」と声をかけられたとき、まず頭に浮かんだのが、この息子のことだった。まちじゅうに母親のポスターが貼られると、いじめの対象になるんじゃないか、からかわれるんじゃないかと心配になった。そのまま彼に話をしたが、「お母さんの好きなようにすればいいよ。ボクは大丈夫だよ」と言ってくれた。
本当はからかわれたのかもしれないが、何も言ってこなかった。「本当はどうだったの?」と今なら聞けるかもしれないが、やっぱり聞けないなあ。

 *今、勇気ふるって聞いてみました。
  「なかったよ」と。


中学生の時は、学校が荒れていたこともあって、心が荒れたままの状態で家に帰ってきて、私によくぶつかってきた。あのときの経験が、私を親にしてくれたと思う。

中学後半から高校時代は、私がシゴトの流れのままにテンション高く帰ってくると、聞いているだがいないんだかわからないけれど、そばにいて、なんでもないフツーの話をして、穏やかなテンションに戻してくれた。(彼はそういうつもりないんだろうけど)


息子がいたから、らしくならず、シゴトができたと今更ながら、思う。

帰ってきても、私はシゴト、彼は友達と遊びにちっとも会えない。でも、彼がいるなという空気は私の心を穏やかにさせてくれる。