私は電気がついていないと眠れない。そして本(活字なら何でもいいんだけど)を片手にしないと眠れない。
今、読んでいる本が「持続可能な福祉社会」(広井良典著)だ。読み始めて1週間経つけれど、まだ「はじめに」しか読めていない。
つまり、私にとってこの本は、毎日枕の友になっている。(あ、ごめんなさい)
でもね、昼間読むと、刺激的で興味深い本で、だからこそ家でちゃんと読みたいと思うんだけど、昼間の仕事の疲れとビールの酔いでやっぱり読めないの。
今日こそ、第1章まで読むぞ。
著者が定義する「持続可能な福祉社会」とは、
「個人の生活保障や分配の構成が十分実現しつつ、それが環境・資源制約とも両立しながら長期にわかって存続できるような社会」のことで、「理念的には、独立した個人に基本的な価値を置くという点では自由主義とも共通しつつも、それに加えて公共性という価値を立て、社会保障(ないし公的部門による一定以上の再分配)や環境保護といった点に軸足を置くとともに、個人と個人をつなぐ新しいコミュニティを志向するという基本的な特質をもつものである」
なんとなく、わかるような感じがするけど、ちゃんと理解するには、何度も読み返さなくてはね。
持続可能な福祉社会―「もうひとつの日本」の構想 (ちくま新書)
- 作者: 広井良典
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/07
- メディア: 新書
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