浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

みちづくり計画と情報公開

4月に政令指定都市となると、国道(1号線をのぞく)、県道合わせて75路線が浜松市で管理するようになる。また、限られた財源の中で、効果的.効率的に整備を進めていく必要がある。そこで、市では、「浜松市のみちづくり計画」を策定中だ。

今日その「浜松市のみちづくり計画(案)」の説明があり、その中に、「道路整備の成果目標」があった。新しい試みであり、その試み自体は買うが、中身がいまいちだ。


例えば、クラスター型都市を実現するという方針のもと、「地域間を結ぶアクセス時間の合計」(区役所から市役所までの6ルートと地位域自治センターから区役所までの9ルートのアクセス時間の合計)の現在7時間16分を5年後には7時間にするという。

「じゃあ、どうやって16分短縮するか」というのは書かれていない。

どこの道路をどのように整備し、どれだけのお金をかけて実施するのかがわからなければ、この数字は当てずっぽうの数字になってしまう。

また、整備予定箇所や時期を示した「道路整備プログラム」を今年の5月ぐらいに公表するということだが、その基準となるもの、そしてその結果点数は公表されないという。ええ〜〜、せっかくの道路整備プログラムなのに、情報公開しなくてはなんにもならないじゃない。

優先順位が低くなった地域から文句が出ますからとの話だが、評価基準を隠している方が文句がでるのではと思う。
どうしてこの道路から整備するかのコメントをつけるよう検討したいとのことまで約束してもらったが、果たして最終的に出てくるかしっかり見ていきたい。

道路事業への透明性の確保、市民への説明責任の向上と目標を挙げている以上、しっかり情報公開すべきだ。