浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

待機児童が19人しか減っていない!

今日は厚生保健委員会。

勉強会という位置づけだけど、聞く事は聞いておかなくちゃ。

今年4月1日現在の保育所待機児童数が発表になった。
昨年度の138人から、119人へと19人しか減っていない。
この間、2つの新設保育園ができているのにだ。

よく言われている「ニーズがニーズを喚起している」現象が、浜松ではまだ続いているからだろう。
根本的に保育所が足りないからだろう。

その解消策として、
三和町に民間保育所を1カ所新設、天王町にある既存の保育所
定員を増員(90人から120人に)

●年度途中において定員の弾力化(定員の125%まで)

●浜松版認証保育所の解消

認定こども園制度の導入




待機児童には、地域差があり、中区、東区、北区に多い。
それぞれの区ごとの6歳以下の子どもの数、就園率を出し、きちんとニーズを
把握すべきだと思う。

  *以前より浜松市の就園率(保育所に入っている率)は、類似都市に
  比べてぐんと低かった。(今、新しい数字もっていないけど)
今回データをしっかり提出してもらうことを約束したので、
それをもとに、どの地域に保育需要が多く、足りないのかを
明確にして、待機児童解消の提案していきたい。


<今回の勉強会の感想>
最初の委員会なので、部長、課長には、ミッション、ビジョン、課題、その戦略というように、
「経営」の視点で、自分の部や課を語ってもらいたかったのだが、まだまだだ。

どうしてこの施策をするのか、なぜこの事業をするのかをトップが明確にもち、目的志向型にならなければ、
「やることになっているから、やる」とあまり考えずに、事業だけ黙々と進めてしまうパターンに
陥りがちだ。

厚生保健委員会の所轄する部、課は、「経営」の視点で考えていくように、委員会の中で何度も
チェックしていきたいと思う。