浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

古いものは壊してしまう?

旧市内にある300年前に建てられた民家を見に行ってきた。

つぶされる寸前だったところ、ある人が見つけ、交渉をし、今の場所に移動させてきた。

私は素人なので、建築のことはよくわからないけど、太く、曲がった梁は、とっても立派。


当時、家主はお殿様とお城で将棋をさしており、自宅が火事だと知らせがきたが、お殿様がそのまま燃やしておけ、わしが(家を)建ててやると言ったという言い伝えがあるほどの名家だ。


古いものを維持・管理するのは、相当なお金がかかる。
だからと言って、つぶしてしまっていいのだろうか。
一緒に行った建築士さんは、「この建物から建築家は学ぶことが多い」と言っていた。



さて、今度の6月議会に、市長公舎の会議棟部分の解体費用約1000万円(市長公舎は当初予算で解体費用は予算化済)が予算計上されいる。財源は、財政調整基金(貯金)から。そして、解体して更地にしてから、地元の人たちや市民の意見を聞いて、売却も含め、検討するとなっている。

   (不動産関係の人たちの話を聞くと、マンション用地として格好の土地だという)

私は会議棟には一度しか中に入ったことはないが、つぶしてしまうほど、老朽化したように感じなかった。

急いで、解体して、売却すべきなんだろうか。
市民の財産を、そう簡単に手放していいのだろうか。


6月議会は6月8日から29日まで。
会議棟解体、フォルテ問題(売却を含めて)、第2次行革審設置(770万円)
平和破砕処理センター復旧事業(9億8千万円)などを審議する。