浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

まずは企画でしょ。

27日、来年度予算が上程(議会にかかるってこと)された。

予算というのは、政策や事業の計画が後ろにきちんとくっついているものだと思っていた。それぞれの課に企画書みたいなもの出してよと頼んでも出てこないので、これはいじわるされているんだ、あるいは公表しちゃいけない資料になっているって、あきらめていた。(昔、資料を出さないっていういじわるよくされたもんだから、ついそう考えちゃう。でも、今はだいぶよくなったよ♪)

でも、よく考えてみれば、市民団体などが市などから補助金もらう時だって、しっかりとした企画書なければ、通らないんだから、まずは計画ありきだよね。

そこで、議員全員と幹部職員が揃っている議案説明会の席上で、部局戦略計画と各政策・事業シートが議会に提出されないのはなぜか?って聞いてみた。

「予算が議決されたら、確定し、公表します」

あれ〜〜、それはおかしい。

計画(企画)のない予算をどう審議したらいいのよ〜〜。

予算は、部局枠配分方式になっているのだから、部ごとの戦略計画がないと、担当課はどういう目的で、どこを重点に予算をつけたのか、明らかではないのだ。また、それぞれの事業が何を目的にどういう効果を狙っているかを示し、だから予算をつけてとならないとつながっていかない。

計画(企画)を出してもらえなかったのではなくって、「存在しなかったのだ」。

「評価」の前に、「計画」をきちんと作成することが先だよ。


さらに、調べてみた。

鳥取県の取組みがきっかけに、議会だけでなく、市民にも広く予算編成過程を公開している市がここにきてたくさん出てきている。

「情報公開日本一」をめざす浜松なんだから、予算編成過程も公開し、予算への市民参画を推進していきたいね。

<例えば。。>
札幌市
http://www.city.sapporo.jp/zaisei/kohyo/yosan-kessan/h20/index.html

大阪市
http://www.zaisei.city.osaka.jp/index.cfm/13,8850,17,7,html

北九州市
http://www.city.kitakyushu.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=B4880F6B69FC4C7FADDBB33D0317F501?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=19256