浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

イオンの中に、障がい者就労支援レストラン


先日、イオン市野店内にできたレストラン、「ラビットムーン」(株式会社 富士山ドリームビレッジ富士宮市)に行ってきた。

レストランだけど、レストランだけの機能ではないというフシギなところ。

障がいのある人の就労を支援する施設で、そこでは障がいのある人たちが支援を受けながら働いているのだ。
(障害者就労移行支援事業、障害者就労継続A型事業)




たくさんの方が行き来するショッピングセンターのレストランが、障がいのある人の就労を支援しているなんて、よく見なくちゃわからない。

この試みが浜松で成功すれば、障がいのある人の就労支援の新しいビジネスモデルとして、全国発信できることだろう。また、今回の試みに刺激を受けて、違う分野での障がいのある人の就労支援も生まれてくることを願っている。


こうした企業側の試みを歓迎すると同時に、その一方で、行政もやるべきことをしっかりやって、障がいのある人の就労を支援していかなくてはならない。



現在、浜松の障がいのある人の就労支援に関して、様々な課題がある。そこで、関係者と市担当者とどういう解決策があるか、検討する会を設けるようになっている。



● 浜松特別支援学校卒業後の就労率が20%にも満たず、その進路先が見えてこない。

●卒業後は、中途退職しているかどうかその後の状況をどこも誰も把握しておらず、フォローがない。

● 施設型就労支援では、さまざまな雇用形態の中で、就労後の支援が保障されていないため、施設職員のボランティアに頼らざるを得なかったりする。

● 企業側の理解がなかなか進んでいない