今日の全員協議会で、来年度の組織改正についての説明があった。
その中に、男女共同参画課とユニバーサルデザイン課を統合し、「ユニバーサル社会推進課」とするとの話があった。
「どういうこと？」
現在男女共同参画課の職員体制は４名、ユニバーサルデザイン課は５名のため、課の機能を充実させていくために、統合し、ユニバーサル社会推進課とする。そこに、男女共同参画担当課長をおくとのこと。
「え？それじゃあ、男女共同参画推進の後退じゃん！」
ユニバーサルデザインでは、能力や年齢・国籍・性別等に関係なく誰もが安心・安全で快適に過ごすことができるようにと求めている。「ユニバーサル社会」に男女共同参画を入れるならば、多文化共生や人権問題も同列に置かなければ、おかしい。
以前書いたように、浜松市の女性職員が管理職に登用される率は、政令指定都市の中で一番低く、附属機関の女性の登用率も目標の３５％に届いておらない（２９．５％）というおそまつな状況だ。また、DVやセクハラ被害も一向に減っていない。浜松の男女共同参画社会は、まだ道半ばであり、今後の少子高齢社会を見通すとさらなる充実が欲しいところだ。
それが、課から名前が消えるとは！！！
全員協議会で質問した後に、女性議員３人で山崎副市長、担当課長などに、口頭で申し入れをした。
納得のいく解答を求めていきたい。
