浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

情報公開と説明責任〜指定管理者制度〜

2日、厚生保健委員会。

老人福祉センターなどの指定管理者の指定についての審議があった。


審議するためには、選定の評価について資料が必要なんだけど、最初担当課に行った時、議会の議決が済んでないと出せませんと言うんだよ。


おいおい、議会の議決するために、資料が必要じゃないの!!

資料を出してもらうだけで、ホント疲れちゃう。


さて、委員会の審議の様子を少し紹介。

老人福祉センター竜西荘は、評価ポイントの差0.6とわずかで、管理料が高いにも関わらず、社会福祉協議会を指定していた。

そこで、「社会福祉協議会を指定した理由は?」と聞いたところ、「評価基準でもって評価した」「管理料が高いのはお風呂の水換えの回数が多いのと、常勤の看護士がいるから」との答弁。

「常勤の看護士はどうして必要なのか?法的に必要なのか?」「法的には必要ない」

「仕様書の中には、常勤の看護士がいないとできないことが見つからないが、常勤の看護士さんに何をしてもらうのか」と質問するが、あいまいな答えしかこない。


選定をしたのは東区役所で、答弁したのが高齢者福祉課。現場がわかっていない人が答弁するんだから、明解な答弁できっこない。

資料もそうだけど、きちんと情報を公開し、説明責任を果たすという態度を職員に持ってもらいたい。
市民が納得できる説明をして欲しい。


厚生保健委員会に関わる施設の実績報告書を取り寄せたが、施設によってレベルが違いすぎる。また、ネットでも公開している市の事後評価の特記事項に何も書かれていないところが多い。

ただ、単に報告書もらいました、事後評価しましたではなく、全体をチェックしたり、各課から課題を出してもらったりして、指定管理者制度の運用のレベルアップしていく必要があると思う。