浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

直木賞

年末年始に多読をした中に、今回直木賞を受賞した「悼む人」がある。

人の生死に、軽重があるのか

人によって、生死の価値が違うのか



映画にもなった「クライマーズ・ハイ」も読んだが、その中で記者になる女性も、そのことを嘆いていた。



派遣だからと、機械の部品のように切ってしまう、この社会に「人の生死に、軽重があるのか」と疑問を投げかける内容だ。

一人ひとりが大事な存在だと学校でいくら教えても、社会がそうでないのなら、子どもたちは社会に幻滅してしまう。




悼む人

悼む人


クライマーズ・ハイ (文春文庫)

クライマーズ・ハイ (文春文庫)