年末年始に多読をした中に、今回直木賞を受賞した「悼む人」がある。
人の生死に、軽重があるのか
人によって、生死の価値が違うのか
映画にもなった「クライマーズ・ハイ」も読んだが、その中で記者になる女性も、そのことを嘆いていた。
派遣だからと、機械の部品のように切ってしまう、この社会に「人の生死に、軽重があるのか」と疑問を投げかける内容だ。
一人ひとりが大事な存在だと学校でいくら教えても、社会がそうでないのなら、子どもたちは社会に幻滅してしまう。
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