浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

子どもに権限移譲を

「子どもにお手伝いさせよう!」とよく言われるけど、お手伝いはあくまで「手伝い」。だから、指示はこっちから出さなくてはならない。それでは、子どもの自立心、自律心は育たないと思う。

そこで、家事の一部を子ども(もちろん夫にも)権限移譲すること、提案しちゃう。


うちの場合、息子に「ご飯炊き全て」に関して、小学3年生ぐらいの時から権限を移譲した。いつ、何合炊くのか。やわらかめなのか、硬めなのか。彼が決め、準備をした。
修学旅行などでできない時は私に「何合炊いておくように」と指示してきた。また、お米の在庫がなくなると、お米を買ってくるように、指示してきた。カレーなのにご飯の量が少なかったり、朝起きたらスイッチが入ってなくって炊けてなかったりといっぱいの失敗をこれまでしてきた。でも、それも自分で決定したことだから、文句は言えなかったみたい。言われてやるのと、考えやるのとは、全然力の出し方が違うようだ。


お手伝いと役割分担の違いは、誰が決定をし、指示を出すかだ。
決定をすることは確かに責任重いけれど、面白いものだ。(これって、やった人しか、感覚ないかも)


自分の持っている権限(家事を権限って言うのは抵抗あるけどさ)を移譲するのは、とっても勇気はいるけど、経験させなくちゃ、いつまで経ってもできやしない。


地方自治体も確かに経験はないかもしれないが、そう言っている限りいつまで経っても自立できない。国よ、地方にさらなる権限移譲を、税源移譲を。


*そんな話を含めて
浜松市立尾奈小学校のPTAの勉強会でお話させていただきました。


自分たちのまちは自分たちで決めたい。