浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

元気と勇気をもらう

神奈川で新しい動きがあるというので、横浜まで出かけた。

神奈川県下の議員(10議会、73名)が超党派で、自治体ファイナンスについて5回勉強会を実施し、その成果を発表するシンポジウムに参加した。

基調講演は、北川正恭さん(元三重県知事、早稲田大学大学院教授)による「真の地方政府を目指すために〜自治財政権の確立」でした。


北川さんの話は先日浜松でも聞いているが、いつ聞いてもぐいっと吸い込まれていく。熱いけど、クール。

なかなか動かない浜松市議会でモンモンとしがちだったけど、北川さんの話を聞くと、「よし、北京の蝶々になろう!」って元気と勇気をもらった。


シンポジウム全体を通じて、これからの議会、議員が自治体財政に責任を持つ立場から何をすべきか、はっきり確認することができた。

地方分権が進んでくると、首長の権限、力は拡大していく。拡大する力に対して、二元代表制の一翼を担う議会がしっかりチェックしていかなくてはいけない。首長を独裁者にしてはいけないし、首長の適切でない予算執行で、財政を危機的状況にさせてもいけない。

地方議会には、与党も野党もない。あるのは、首長、執行機関のチェック機能だ。