浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

新しい介護基準に現場混乱


2日、4月に改定になった介護保険制度、特に新しい介護基準についての勉強会に参加をしに、静岡に行った。

*写真は 「静岡おでん


新しい要介護認定では、認知症に関連する項目を追加した反面、主治医意見書と重複するもの、客観的な回答が難しいものを削除し、82項目から74項目とした。

また、一時判定の判定基準も変わるため、「介護度が低くなり、サービスが削られるのでは」といった現場の声があがっていた。例えば、「薬の内服」を新しい判定基準では、飲んでいる薬がなければ、「自立」、飲む時間や量を間違えていても、自分で飲んでいれば「自立」になってしまうという。


そこで、厚生労働省では、要介護認定の変更に不安がある声を受けて、4月13日になって、経過措置を決めた。4月以降更、新申請をおこなった人で、これまでの介護度を希望する人には、そのままでいいことになったのだ。

市町村では、更新を控えた人に「新しい基準で介護度認定するか、これまでの基準でするか」希望を聞かなくて鳴らない。また、新しい基準とこれまでの基準ではどうなるかを検証しなくてはならないのだ。

浜松市での様子を介護保険課、中区長寿支援課に聞いてみた。


更新の人には、手紙で希望を聞いている。約8割が返ってきたが、そのうち今のところ8割がこれまでの基準で介護度認定をして欲しいとの希望だということだ。

調査結果は、手作業で入力していて、その作業でてんやわんやの状態だった。


また、希望の返事を出していない更新の人でも、介護度決定の通知がきた後でも、これまでの基準の認定に変更できるように、検討しているとのことだ。


お困りの方はぜひ相談ください。