浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

めぐみ的、9月補正予算の論点

4日、全議員出席の9月議案説明会の質疑で、私は3つの論点をあげた(つもりだった)。浜松市議会では、議案説明会では「質疑」となっていて、自分の意見を言えないため、どうしても舌足らずになってしまう。あ〜〜、もう少し工夫しなくては。、

職員や議員の中で、このブログを読んでいる方もいるので、このブログでめぐみが指摘する3つの論点を書いておきたい。


1点目は、8月30日の総選挙で政権交代が行われたため、地方自治体の予算等も影響を受けてくる。特にここ最近の報道によると、国の14兆円の補正予算凍結、7000億円の基金の凍結などが民主党から出てきている。すでに執行や交付されている予算ではない、これからの予算を市議会で「議決していいのかどうか」「執行できないかもしれない予算を審議する意味は」など、議論していきたいものだ。


2点目は、5月に急に浮上した「札幌市の音楽文化都市交流宣言」。その時はシティプロモーション事業のひとつだった。それが、9月予算で、文化政策事業に移り、「札幌市との音楽文化都市交流事業」に300万円(県の富士山空港利活用促進協働事業費100万円、市予算200万円)の予算がついている。しかし、事業説明の中で、「文化振興ビジョン」との整合性がうまく説明されなかった。

本来なら、新規事業は以下のようなことを示されるべきだと思う。

   (1)政策の発生源
   (2)提案に至るまでの経緯
   (3)他の自治体の類似する政策との比較検討
   (4)市民参加の実施の有無とその内容
   (5)総合計画との整合性
   (6)財源措置
   (7)将来にわたるコスト計算


既存事業を止めるのは結構エネルギーいるけど、まだ始まっていない事業なら、しゃっきりできるはず。


3点目は、現在の中央一丁目にあるまちづくりセンターが「市民協働センター」になるという条例案。市民協働センターとなると、独自に活動している市民活動団体は使用できないか、市民協働まずありきの活動でないといけないかという問題。秋に指定管理制度で公募、新たな事業者を募集することになるが、市民協働のコーディネートできる事業者が本当にでてくるのか、入札で金額だけで事業者を決めていいのか。。など。

市民協働は、市長が掲げている都市ビジョンの根幹に関わることだけに、慎重な議論が必要だと思う。