浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

子どもの貧困〜就学援助〜

11月議会が始まった。

生活保護費を15億円追加し、就学援助費を3750万円追加する予算を含んだ補正予算41億円が上程された。


さて、就学援助というのは、
生活保護の教育扶助を受けている者に修学旅行&学校病に関する医療費(虫歯、中耳炎など)「要保護者」と、
要保護者に準じる程度に困窮していると認められる者(市の教育委員会が審査し、認定)「準要保護者」が対象となっている。

今回の追加はほとんど「準要保護者」の増加だ。

「準要保護者」を今年度末に小中あわせて3030人を見込む。平成19年度決算からすると、611人も増加している。

この数字から、子どものいる家庭の貧困の増加が浜松でも進行していることがわかる。





*準要保護者世帯には、給食費(実費)、体育実費用具費(実費/限度額あり/柔道着など)、学用品費(定額年額満額で/小学校11000円、中学校21700円)、通学用品費(定額年額満額で/小学校2170円、中学校2170円)などが支給される。


浜松市では、準要保護者の認定は、世帯の所得が生活補助基準の1.3倍以下の家庭の他、市民税が非課税である者、児童扶養手当を受給している者などを認定している。


今日の中日新聞の一面、「県内自治体、就学援助、条件に差」。