浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

「行政はない方がいいんだ」の市長発言に対して

14日、浜松市総合計画策定委員会を傍聴した。

市長が、都市の基本理念として掲げる「市民協働」、「共生共助」、「ひとつの浜松」がどういうことなのか、どこを目指しているのか、それを総合計画にどう書くのか、聞きたかったからだ。

会の議長と市長という2つの役割をこなさなくてはならないこの委員会、市長には大きな負担がかかっているとはよくわかっているが、やはり市の今後の方向を定めていくだけに、慎重かつ丁寧な発言が求められる。


「市が考えている市民協働と、私が認識している市民協働とは違う。市ができないこと、企業ができないことを埋めていくことに市民が関わっていくこともあると思う」

新しい公共をつくるために、市民協働が必要ということではないか」

「市民だけに役割や期待を押し付けるのでなく、市は何をするのか、明確にした方がいい」

などという市民からの意見に

市長は
新しい公共という概念は、私はわからない」

「もともと行政はない方がいいんだ。これまでどんどん市民が要求し、行政は肥大化してきている。最終的には、行政の役割をなくしていく方向がいいんだ」と。

う〜〜〜ん。


私は、この委員会を傍聴して、今も混乱をしている。
文字で読んでいるわけではないので、ひっかかる言葉に???となっている。


市長は、「認識の違いだ」と発言していたが、市長の目指す浜松の姿をもっと市民に丁寧に伝える必要があるのではないだろうか。