浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

町ぐるみでおもてなし〜長野県飯山市〜

飯山市が取り組んでいる町ぐるみの「グリーンツーリズム」を学ぶために、観光関係の方々と一緒に出かけてきた。

飯山は、スキーリゾートのにぎわいが過ぎた後、ペンションや民宿などが倒産の憂き目にあっていた。

そこで、市、観光協会(現在は、観光局)、民間が、手を組んで、「何もない」と言うのはなく、「何とかしないと」と頑張ってきたそうだ。

学校の体験型学習旅行を、分宿で受け、それぞれの宿を競争をさせ、レベルアップをさせているという。例えば、大雪が積もるというデメリットを逆に生かした、「かまくらづくり」などの体験が人気だという。

私たちの泊まった宿も、自家製の野菜を使った料理や主人自ら打ってくれたソバなど、心のこもったおもてなしをしてくださった。
また、夕ご飯の終った後、「蛍が見えますよ」とさりげなく、紹介してくれた。住宅のあるすぐ側の小川で見ることができた蛍の舞いには、感動した。


ちょうど行った時は、上海の日本語学校の生徒さんを受け入れていた。
竹で箸づくりをし、トレッキング、ブルーベリー狩り、夜は自分でつくった竹箸でバーベキューをするそうだ。そこには、民宿の人たちだけでなく、観光局の人たちがおもてなしをしていた。

いわゆる観光地ではないが、映画・阿弥陀堂だよりで紹介された、懐かしい気持ちになる「日本の原風景」、温かいおもてなしは、またゆっくり行きたいなという気持ちにしてくれた。

飯山では、観光局が汗をかき、積極的に営業をし、おもてなしをし、関係機関を調整をしていた。
動いているからこそ、民間施設に厳しいことも言えるし、町総力戦で売り出すことができると言う。

浜松はどうだろうか。


*7月16日,17日
ちなみに、政務調査での視察ではありません。