浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

浜松の魅力を一人ひとりが語れるために

浜松市は、市を外に売り出し、「浜松を知ってもらう」活動に、市長をトップに力をいれています。

しかい、せっかくメディアの情報を通じて浜松を知ってもらい、来てくださったお客様に、市民の歓迎がなくてはリピーターになってもらえません。市内のあちらこちらに「浜松の良さ、売り」を伝える市民がいなくては、せっかくの投資した予算も効果半減です。

「いいところだよ」と言うのか、「たいしたことないよ」と言うのか、大きな違いになります。浜松市民は「わがまちが好き」という思いは持ってはいるはずだが、他から来た人たちに自分たちの地域を自信をもって「誇れるまち」として、具体的に語れていないんじゃやないかなと思います。

今、市民が浜松のことを知る場、気づく場、語り合う場がないんです。

浜松のこれからを考えるためには、これまでのことを住んでいる人たちが知らなくては。。

そんな思いで、先日の一般質問のひとつに、「次の100年も、市民が誇りと愛着を持てる浜松に」を取り上げました。



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先日、訪問した宇都宮市では、市外への宇都宮を売り出すだけでなく、市民自身が宇都宮の魅力に改めて気づき、主体的に参加できる仕掛けを様々用意していました。地元学ゼミ、出前プライドカフェの開催、プライドレポート編集委員の運営、市内アンテナショップ「宮カフェ」オープンなどなど。


宇都宮の生活拠点としての、豊かさや楽しさをわかりやすく伝えるためのメッセージとして「住めば愉快だ 宇都宮」をブランドメッセージとして定め、ロゴマークを設定。

以下、ちょっと素敵なので、紹介。


「住めば愉快だ 宇都宮」という言葉に込めた思い

あまたある街のなkで、「生活拠点としての楽しさ」をテーマにしたブランド発信している街はすくない。

「愉快」という言葉は、今の宇都宮の暮らしを語る上では、言い過ぎかもしれない。
しかし、この言葉が候補として選ばれていることは、
宇都宮はそうした街になり得る可能性があることを、多くの人が感じてくれているからだと思う。
ワークショップの中でも宇都宮の街が持っている楽しさを語る市民の人たちが数多くいたことは確かである。

ポテンシャルとして「楽しさ」を宇都宮が持っているからこそ。
メッセージが新鮮に感じられ、新しいムーブメントをつくり出す力を持てる。

「宇都宮で過ごす」ことへの期待感を最大限高めていきたい。
「食が愉快だ」「文化が愉快だ」「休日が愉快だ」「人が愉快だ」「毎日が愉快だ」
この言葉を通して、市民は「もっと愉快な街でありたい」と思い、
市外の人は「どれだけ愉快なのだろうか」と、興味と期待感を持って訪れる。
そのポテンシャルを未来に向けて最大限に引き出していくことが、言葉の狙いである。