浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

87億円の負担金の行方

以前から資料請求していた「負担金」の一覧をようやく手に入れることができた。

モザイカルチャー世界博を調べていたとき、「負担金」での支出であるために、会計課や監査事務局のチェックが行き届かず、ましてや議会はその金額のみまでのチェックしかできていない。


一般会計では689件、約87億円
特別会計では68件、約1億2000万円(平成21年度決算)

様々な負担金が含まれていて、ざっと見た感じでは
●全国、県単位などの団体、協議会などへの負担金
●財団法人、独立行政法人、社団法人、NPO法人への負担金
●市が自らつくっただろうと思われる団体への負担金
●イベントへの負担金
●その他(まだ、仕分けできず)
に、分けられる。
  *国や県へのいわゆる「直轄負担金」を含んでいない。

以前、橋元大阪府知事や石原東京都知事が国家公務員の天下り先として批判していた「(財)自治体国際化協会(通称/クリア)」に、浜松も1年間で1000万円以上の負担金を収めていることがわかった。
果たして、担当課は協会の活動内容、予算・決算などを知っているのだろうか?

他にも、何やっている団体?というところに負担金がいっているのが見かけられる。ネットでざっと調べてもわかんないんだよね。



また、市長や部長、課長が会長を担っている団体へも多くの負担金が渡っている。モザイカルチャー世界博ではないが、きちんとした会計、監査が行われているのかどうか、今後調べてみる必要があるだろう。

以前は補助金として支出されていたものが、ちゃっかり「負担金」へうつっているものがないかもチェックせねば。