浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

イロハの「イ」と万斛絣


先週の木曜日20日の「グーグル」画面、見たかしら?



グーグルロゴに、カタカナの「イ」がデザインされていたのよ。
1月20日は浜松出身の高柳 健次郎(たかやなぎ けんじろう、1899年(明治32年) )さんの誕生日。高柳さんは 1926年(昭和元年)12月25日、浜松高工にてブラウン管による電送・受像を世界で初めて成功した方。

本家アメリカのgoogleでも、同じロゴだったそうだ。

同じ浜松出身ということで、郷土を誇りに思う事ができるうれしい出来事だった。

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さて、同じその日、私は特殊なケースの「整経」を扱っている工場を見学させてもらった。
「整経」とは、繊維にかける前の織物のたて糸を準備するもので、特殊整経とは、設計とは違った色やガラを準備してしまったたて糸を設計どおりにするもので、全国でもそうした技術は珍しく、様々な繊維産地から依頼があるそうだ。

実際の様子を見せてもらうと、本当に根気のいる仕事であり、職人技が光る仕事だった。

また、小ロットの注文に応じるために、縦糸をつなげて、長く織れるようにしていることもしているそうだ。

浜松には、こういうすぐれた職人がまだまだたくさんいる。 何とか、次の世代に繋げられないものだろうか?

その工場で面白いことを聞いた。

以前浜松でも「絣」が織られていたそうだ。絣を織るには難しいものだったそうだが、復活できないかしらん。ちなみに絣の名前は「万斛絣」と言ったそうだ。

浜松には誇れるものがたくさんあると感じた1日だった。