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浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

津波被害を伝える「藺草神社」(細江)

東北大震災で、津波の恐ろしさを改めて実感した。


そこで、東海地震が起こったとき、浜松は津波被害はどうなのかを調べてみた。

東海地震による市内の津波想定は、5メートル。天竜川から舞阪まで5メートルの防波堤があるので、津波被害はないとのこと。

果たして、どうなのだろうか???

科学的に想定を見直さなくてはならないが、専門家ではない私たちが今できるのは歴史をひも解いてみることだ。

思い出したのが、細江にある「藺草(いぐさ)神社」。
細江神社の一角にある小さな神社だ。変わった名前だったので、由来とともに記憶に残っていた。
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宝永4(1707)年、遠州地方で大地震があり、高波で沿岸の田には塩が入り稲は全滅。困った村の人たちは当時の気賀の領主近藤公に訴えた。
近藤公は大阪での会議で隣り合わせた豊後の国の領主に窮状を相談したところ、藺草を塩に強い琉球藺の苗を取り寄せてくれた。近藤公はこれを持ち帰り、領内の田に植えさせた。その近藤公の徳をたたえて開かれたのが、「藺草(いぐさ)神社」
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細江神社は、地震厄よけの神社として有名だ。

新居町にあった神社のご神体が津波で流され、村櫛を経て、再度の津波で今の細江神社あたりまで流れ着いたといういわれがある神社だ。

昔の人は、災害の存在や地形の特徴を、神社、地名など様々な形を伝えてくれている。

藺草(いぐさ)神社、細江神社以外にも、この地域の災害の歴史を伝えてくれるものがあるかもしれない。科学的な実証も大事だが、昔の人が残してくれたものにも耳をすませることも大事だと思う。