浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

遠州綿紬×障害福祉施設


遠州縞プロジェクト」では、今年度事業として、「遠州綿紬×障害福祉施設 事業」を立ち上げました。

地域資源である遠州綿紬でつくった授産所製品を、遠州縞プロジェクトのメンバーと一緒に「ブラッシュアップ」し、一般マーケット(ぬくもり市や百貨店)に進出するきっかけとなれるように応援する事業です。
その成果の一部を10月1日の「第6回遠州綿紬ぬくもり市」で発表致します。多くの方々に評価をしていただき、さらによいものにしていきたいと考えております。


遠州綿紬×障害福祉施設事業」

<手法>
1. 仕様、パッケージ、値段などを見直しする
2. 授産所でつくっている「素材」を使って、遠州綿紬と合わせて新たな製品をつくる。


<具体的な作品>
1. 遠州縞プロジェクト×三ケ日たちばな授産所(すだち)


*写真はこれまでの製品です。これがどのようになるのか、乞うご期待。

●「ユニバーサルハット」 予定価格  2000円
これまでの商品「帽子」をブラッシュアップ。
・つばを長くし、ガーデニングなどにも対応できるようにした。
・ 縞紬だけの柄だったものを、無地の綿紬を入れて、おしゃれ度アップ
 をはかった。
・ 縫い糸、ロック糸を布にあわせ、品質向上を目指した。

2. 遠州綿紬×遠州葛布(BUNGBOX×草笛共同作業所)
遠州綿紬と草笛共同作業所(菊川)さんがつくった葛布とコラボレーション。BUNGBOX(万年筆とオリジナルインクのお店)がオリジナル製品化した。
● 「一本の為の巻きCASE」 3800円 大事な万年筆1本だけのために贅沢にお使いください。


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掛川葛布】という名前で有名です。

葛(くず)は山野に自生する蔓草です。この葛より採った繊維を緯糸(よこいと)として

織ったものを【葛布(くずふ)】と呼びます。

掛川に葛布の製法が生まれたのは、

その昔、掛川西方の山中にある滝の側で庵を結んでいた業者が滝水に打たれ、

さらされている葛蔓を見つけ、それが繊維として使えると考え、

信徒の老婆に葛の繊維を採る方法を教え与えたと言い伝えられています。

鎌倉時代には蹴鞠(けまり)の奴(はかま)にも用いられ、

江戸時代に入ってからは参勤交代の諸大名のお土産品として珍重されました。

現在では、光沢の美しさと素朴な味わいを活かして、装飾品として愛されています。

そんな【葛布】の伝統を守っていきたいと、葛蔓採りから織りまで一貫して作っている菊川市にある

「草笛共同作業所」さんの【葛布】があります。

遠州地域の伝統の素材をコラボさせて新しい商品として生まれ変わらせました。

大切な筆記具を1本だけ入れるためのちょっと贅沢な1本入れの巻きケース。

そして、毎日の食卓にぜひお使い頂きたいランチョンマット。

いかがですか?!

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● 「遠州綿紬×遠州葛布 ランチョンマット」2100円

3. 仕様、パーケージ、価格の見直し
ワークショップくるみ製作の「名刺入れ」「多目的ケース」「ハンカチ」

<発表・販売予定>
 ●10月1日(土)「第6回遠州綿紬 ぬくもり市」で発表、販売開始
  10:00〜16:00
 会場/(財)浜松テクノポリス推進機構 半田山事務所1,2階
 浜松市東区半田山2-24-2 

  

 *今回は、出展者が15カ所以上となり、2階まで会場を拡大。


<担当/問い合わせ先>
 遠州縞プロジェクト、鈴木(090-8672-8534)