もうすぐ浜松まつり。
凧場に行った際、ぜひ中田島砂丘にも、足を運んで欲しい。
あなたの知っている砂丘でなくなってしまっていることをぜひあなたの目で確かめて欲しい。
そして、これからの砂丘をどうしていけばいいか、あなたの考え、聞かして欲しい。
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中田島砂丘の「今」を考えるシンポジウムに参加した。
10数年前に侵食が進んだことで、中田島砂丘から以前埋められたゴミが流出して、大きな問題になった時のことを思い出した。もう一度、現在の海辺の状態を多くの人に知ってもらうことから始めたい!
「みんなで楽しく政治しよう!+」第8回 - 浜松HAPPY化計画ブログ
現在、中田島砂丘に防潮堤工事がスタートし始めている。
http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-890/bouchoutei/index.htm
大阪大学の青木伸一先生は中田島砂丘の現状を見て
「砂丘が砂丘でなくなろうとしている」
「風紋は砂が移動していないとできない」
「元々ダムの影響で天竜川から砂の供給が少なくなっていたが、工事が進むと大きな影響が出るのでは」と
警告を鳴らした。
九州大学の清野聡子さんから、
「昭和30年代などの緑化運動やコンクリートのための砂の大規模調達があったが、砂丘を残したいという地元の想いがあったため、中田島砂丘は砂丘として残った。」
「地域の宝である砂丘の景色が変わると、皆行かなくなってしまう」
「少しでも傷ついた砂丘が戻るよう、今からできることを考えることが必要」
多くの人の命を守る防潮堤は大事。
でも、地域の宝である砂丘への影響をできるだけ、減少させることはできないか。
一度立ち止まって、まずは現状を知り、複雑に絡む関係機関、そして市民が丸くなって、考えることできないだろうか。