浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

市民との対話、説明責任を!

<説明責任を放棄するな>

10月25日

市民との対話を拒否し、説明責任を放棄する市の姿勢に残念で、情けなくって悔しくて、悲しくて思わず涙がこぼれた。 


説明して欲しいとの市民の声を一方的に無視する、市民を馬鹿にした態度に怒りで返す言葉が震えた。


丁寧な説明をし、少しでも市民の理解を進めていくのが民主的な市政じゃないのか。

 

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<一方的に、終了宣言に住民反発>

 

10月13日(金)

3000筆近い要望書を提出した人たちへの説明会に約60名参加。市の担当者であるアセットマネージメント課は十分に質問に答えられず、1時半の予定時間を過ぎても、質問の手が上がり続けた。参加者から説明会の続きをやって欲しいとの声が上がったが、「できません」の一点張り。

 

その後、1時間にらめっこ状態が続き、会場は部長を呼べなど、エキサイトしてきた。

 

私は黙っているつもりだったけれど、子どもが家で留守番してるとの声を聞き、早く終わってあげないと思い、立ち上がり「私が部長に会い、調整してきますので、今日はここでお開きにしませんか」と言ってしまった。

 

16日(月)

財務部長に会い、私から説明会での意見や質問のまとめ、そしてさらに私が疑問に思った随意契約の経緯」を文章に提出した。地域にしこりを残さないような対応をなんどもお願いをした。

 

25日(水)

私への回答を持ってきたが、頑固として住民への説明会の続きはしないという。

 

なぜ、できないのか?

市と意見が違ったしても、丁寧に説明することが市職員の姿勢ではないのか。

市民との対話を拒否し、説明責任を放棄する市の姿勢に残念で、情けなくって悔しくて、悲しくて思わず涙がこぼれた。 


説明して欲しいとの市民の声を一方的に無視する、市民を馬鹿にした態度に怒りで返す言葉が震えた。

 

ここまでに至る経緯について、長文になるけれど、書いておきたい。

 

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<市有地を売却しないでという要望書が提出>

9月末に、3000筆近い署名とともに、中区三組町の秋葉神社隣接する市有地を売却しないで欲しい、土地の歴史を生かした土地利用を図って欲しいなどの要望書を、三組自治会と、歴史の舞台を守る会の連名で提出された。

 

私は、以前からの知り合いの方から、「ぜひ市民の声を聞いてよ」ということで、要望書提出する頃から、関わりの方たちから話を伺ってきた。

 

<この市有地はどんな土地?>

この市有地というのは、中区三組町28-29、1757平米、元測候所の南側のきり通しの上にある土地(普通財産)。


この市有地の周りは、元は家康が浜松に入城した際、山家三方衆が西の守りとして屋敷をもうけ、その後秋葉神社を勧請。昭和15年頃には切り通しの道が通り、その後防衛省の建物など国の土地となった。

平成18年に東街区のシビックコア構想(国の合同庁舎など)があり、平成3年から3年間かけて取得した市有地と今回問題の土地を含む国有地と等価交換した。平成3年当時はまだバブルの匂いが残っている時代だったから、きっと高かったんだろうな。まだ、その当時の価格はわからない。

 

ちなみに、平成18年等価交換した時の算定価格は6695万円。

交換当時は、合併などで公用車が増えるので公用車駐車場として利用する予定だったそうだ。

その後、平成21年に市は資産管理経営方針を出し、遊休の普通財産は処分とする方針が出された。問題の市有地もその対象になったようだ。

 

そして、昨年4月に学校法人が第2アリーナとして随意契約で売払いを受けたいと申し込みがあったのだ。

今年8月、学校法人に随意契約で売払いをしたいと市から話があって、地域住民がびっくりして、署名活動、要望書提出となった。

 

<一方的に終了を宣言した説明会>

10月4日には、自治会役員だけに要望書の回答が口頭でされたと聞いたので、三組の役員以外の住民や署名をした方々にも説明をして欲しいと頼んで、10月13日アセットマネージメント課と文化財課に説明をする場を設定した。

私は、自治会と地域の方、地域の方と市、地域の方と学校や生徒たちの間に、しこりを作らないように対応して欲しいとなんどもお願いをした。

 

説明会では、歴史的な土地だから、売却しないで欲しいという要望だけでなく、随意契約への質問が多く出せれ、十分な回答なしだった。

 

随意契約への疑問>

どうして、随意契約で売却できるのか。

随意契約にした根拠は?

計画もはっきりしないところに売却して、公益が守られるのか。

なぜ、焦ってやるのか。

自治会役員の合意があれな、地元の合意になってしまうのか。

なぜ、将来に渡り活用する予定がないものを国有地と交換したのか。

売値が 7000万円と聞いているが、本当か

などなど、質問が途切れなかったが、時間となってしまった。

 

 

質問に答えられないものがあり、参加者から説明会の続きをやって欲しいとの声が上がったが、「できません」と。会場がエキサイト。。

 

 

市有地は、市のものではなく、市民のもので、市は管理を任せれている管理会社みたいなもの。オーナーの納得を得るために努力するのは、当たり前だと思う。

違った意見でも真摯に対話をし、しこりを残さないで欲しい。

この問題は、終わったわけでないので、私は諦めずに市に「住民との対話を」を求めていきたい。