浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

子どもの育ち

子どもの環境を調整するシゴト

スクールソーシャルワーカー(SSW)として働いている人から、話を聞いた。浜松では、平成20年度からスクールソーシャルワーカー事業が開始され、現在は東区の中学校区ごとに6人とスーパーバイザー(後方支援)1人、計7人が配置されている。スクールソー…

浜北区の学童保育を見にいってきました。

浜北区内の伎倍小学校南にある学童保育「ひまわりクラブ」を見学してきた。 運動会の予備日で、1日保育。外でどろ遊び、校庭でサッカー、寝っころがって本を読んでいる子もいる。お昼のカレーの手伝いをしている子もいる。ここには子どもたちの放課後の豊か…

不登校生のための進学相談会

あなたの周りに、不登校の子どもさんの将来について,悩んでいる方、いらっしゃいませんか?昨年に続いて、今年も「子ども育ちレスキューネット」が「不登校生のための進学相談会」を実施します。情報があるとなしでは、大違い。まずは情報を得てみてくださ…

過酷な学校環境

今年の夏は異常な暑さで、9月の半ばになっても日中はまだまだ暑い。熱中症の心配もつきない。そんな中、お母さんたちから、各学校の様子が報告されてきた。「運動会の練習で、二時間続けて炎天下での体育の授業。100mダッシュを何度もし、お昼が食べられ…

紫外線から子どもを守る

毎日暑い日が続いていますね。この時期、熱中症予防も大事ですが、肌にダメージを与える紫外線予防も大切です。紫外線を長く浴び続けると、しみやしわになるだけでなく、腫瘍、皮膚がんや白内障の原因になると言われています。特に子どもは、影響を受けやす…

浜松の放課後児童会の課題

ここ10年、働く親たちの要望を受け、放課後児童会(学童保育)は着実に増えてきている。さらに、「時間の延長」「夏休みなどの長期休暇」などが実施され、働く親たちにとって、使える放課後児童会になってきた。 しかし、浜松の放課後児童会には、多くの課…

子育てはチームで〜障がいのある夫婦に子どもが授かった〜

以前から知り合いの夫婦に、待望の赤ちゃんが授かった。おめでとう!夫婦ともに障がいがあり、互いに助け合って生きていて、二人だけの生活でいいかと思っていたそうだが、 周りの出産を見て「やはり欲しい」と思ったそうだ。今日は、母子手帳をもらったその…

何のための施設?〜青少年の家〜

「浜松市青少年の家」を指定管理に出したいという議案が今議会に提出されている。公的施設に指定管理制度を導入する際には、その施設の役割を見直し、政策の中での位置付けを確認することをまずしなくてはならない。今回、どのような検討をされたのか、調べ…

給食が唯一の栄養源?!

以前、子育て・子ども育ち支援施設で聞いた話。夏休み毎日通っている子が、お昼になっても家に帰ろうとしない。「お昼は?」と聞くと、「いらん」と怒ったように言い、知らんぷりして遊びを続けていると。学校のある時は給食で栄養がとれたが、夏休みは食事…

父親の子育てを応援します。

父親の育児休暇の取得率はわずか1.56%。取りたいと思っていても、取っている人が少ないのが現状だ。浜松市役所でも、平成20年度女性は173人(平均225.6日)取得しているが、男性はたった1人(122日)だ。 今年6月、改正育児・介護休業法が施…

不登校生のための進学説明会を終えて

10月から3回、「子ども育ちレスキューネット」のメンバーとして、相談会に参加した。情報が行き渡っておらず、焦っている親も多かった。焦って子どもを追いつめても、子どもは辛いだけ。親支援と子ども支援の二本立てが必要と感じた。 好評だったため、年…

子どもの貧困〜就学援助〜

11月議会が始まった。生活保護費を15億円追加し、就学援助費を3750万円追加する予算を含んだ補正予算41億円が上程された。 さて、就学援助というのは、 生活保護の教育扶助を受けている者に修学旅行&学校病に関する医療費(虫歯、中耳炎など)「要保…

不登校生のための進学相談会

不登校生や引きこもりがちな子どもさん、高校中退をした子どもさんのための進学相談会を開きます。 不登校生の子どもたちや保護者の皆さんが高校進学に関する現状や情報を入手することは非常に難しいのが現状です。そこで、不登校生の進学可能な全日制高校、…

「浜松市子ども育成条例」(案)

23日の意見交換会で、公表された「浜松市子ども育成条例」(案)をどこよりも早く掲載。これまでの経過もわかるようにしました。9月15日から市民の意見を聞く、パブリックコメントが始まります。 (仮称)浜松市こども第一主義子ども育成条例 前文 (条…

子どもへの性被害

少し前になるが、浜松市内の中学校の教師が部活動の教え子にわいせつな行為をし、懲戒免職処分になったというニュースがあった。こうした子どもへの教師、塾の先生、スポーツ少年団のコーチなど子どもにとって力のある人(腕力だけでなく、権力、発言力、信…

キッズカフェ

6日、設立から関わっているI&J(子どもたちの就労体験の場を提供する市民団体)のキッズカフェに行った。昨年は、夏祭りにお菓子やかき氷などを販売したり、まちはびっくり箱だぁ!で五平餅を販売し、子どもたちに就労体験の場を提供してきました。「地域の…

フリーランスで働くママにちょっぴり朗報

先日、フリーランスで働くママたちから、「困っているの」という相談を受けた。相談は、フリーランスで働いている場合の第2子以降の保育園の問題だ。 雇用されている場合は、2人目を産んで育休をとっても、育休が終了まで、1人目を保育園に預けたまま、2人…

医療センターにメディカルバースセンター、開設

県西部浜松医療センター(医療センター)に、メディカルバースセンターがオープンし、その開所式に行ってきた。メディカルバースセンターは、平成20年8月医療センター2号館5階部分を改修し、助産師を中心に妊娠からお産までをサポートする。全部で18床…

子どもに権限移譲を

「子どもにお手伝いさせよう!」とよく言われるけど、お手伝いはあくまで「手伝い」。だから、指示はこっちから出さなくてはならない。それでは、子どもの自立心、自律心は育たないと思う。そこで、家事の一部を子ども(もちろん夫にも)権限移譲すること、…

将来に向けて、子どもの就労体験

〜任せることが大事〜子どもを働く自立した一人前の大人にするのって、今の世の中意外と大変。子どもの世界から、大人の働いている社会は見えにくいので、将来の働く姿を子ども自身想像しにくい。夢を描けって言われても、テレビで出てくるような華やかな職…

通級指導教室(LD・ADHD等)

通級指導教室(LD・ADHD等)の見学をさせていただいた。市内には、小学校4校(神久呂小、積志小、可美小・赤佐小)、中学校1校(神久呂中)ある。通級指導教室では、午前中はその学校に通っている子どもを取り出しをし、指導を受ける。午後から、他…

親の心理

今日(6日、土)の午前は、静岡県自閉症協会主催の勉強会に参加。 講師は佐賀県のNPO法人それいゆの服巻智子さん。 http://npo.autism-soreiyu.com/それいゆとの協働で、佐賀県は全国屈指の発達障害への支援を充実させている。(スクーリングシステム、親カ…

主体的に親も関わる子育て支援へ

15年以上、子育て支援・子育ての現場を見てきて、子育て支援の充実を訴えてきた。 その間、十分とは言えないが、子育て支援の重要性、必要性については、社会的合意ができ、充実しつつあると認識している。 浜松市でも保育所の他、子育て支援センター、子…

学校現場で起きていること

いくつかの小学校のクラス、発達級を見学にしてきた。発達障がいについては、数年前に比べると認知度はぐっとあがってきた。先生方は一生懸命対応してくださってはいるけれど、学校現場は大変な状況だ。 ある学校の1年生。 1クラスの人数が20数名だが、…

ふしぎわ〜るど第2弾できたよ!!

「ふしぎわ〜るど」(ちょっと気になる子どもたちのエピソード集)の第2弾が完成しました。「ふしぎわ〜るど」は、子育て中の母親が中心の、子供のこと・学校のこと・地域のこと、考える・行動する・解決する「アクティブ」が編集、発行しています。いわゆ…

フリースクール・空

揚子町に開設予定のフリースクール「空」の説明会に出席不登校の子どもたちの新たな選択肢だ。 浜松市内800人を超える不登校の子どもたちがいるのもかかわらず、その子どもたちの居場所(適応教室、民間のフリースクール)は本当に少ない。子どもも親も安…

15歳からの政策が貧弱すぎる

日本の青少年政策は、大変貧弱すぎる。 高校、大学に行っていれば、まだ学校が最低限のセフティネットの役割をしてくれるが、何らかの理由で一旦学校から離れると問題すら見えなくなる。警察ざたになって、初めて問題としてとらえられるぐらいだ。市内の中学…

就園前の子育て支援

幼稚園の先生から、最近の子育ての様子や気がかりなことを伺った。 子育て支援は10年前に比べると進んできたが、子育て不安や負担感はまだまだ解消していないようだ。 子どもに対しては、 3歳児でも、「お水ちょうだい」が言えず、「水」の一言しか出ない…

運動会の季節です。

昨日、9月議会が終わった。今回は補正予算、条例案に賛成をした。 さて、この時期の週末は運動会に出席することが多い。今日はあいにくの雨模様の中で行われた、公立の幼稚園に出席させてもらった。大変、すばらしい運動会を見せてもらった。というのは、運…

親の気持ちと子どもの気持ち

子どもがトラブルにあうと、親は自分の子どもの頃のことが、否応無しに思い出されてくる。学校が荒れていた中学時代を送っていると、どうしても学校不信の気持ちがむくむくと出てくるようだ。 先生との関係が悪かった人は、教師不信はなかなか抜けられない。…