浜松市市野に進出予定と同じ大型アミューズメント施設を
見学するために、川崎に行ってきた。
この近郊の青少年健全育成関連の団体がその進出にあたり、辛抱強く交渉をし、
その結果、「協定書」まで結ぶことになった。協定書によって、「小学生だけの
入店を制限する」といった画期的な協定書ができている。
実際に施設を見学してみると、夏休みということもあって、ゲーム
センターには、家族連れがいっぱい。しかし、分煙が徹底されておらず、
こどもたちがたばこの煙の中にいる。
昼間でも暗く、ゲーム機や椅子が所狭しと置かれていて、地震の時大丈夫かな?
と心配になった。
その足で「川崎市子ども夢パーク」に行ってきた。
子ども夢パークは大型アミューズメント施設とは、正反対な施設。
ここは、川崎市子ども権利に関する条例を実現していく場として、
3年前に完成。自分の責任で自由に遊ぶ場、ありのままの自分でいら
れる場、つくり続けていく場、多様に育ち・学ぶ子どもの居場所、子
どもたちが自分で動かしていく場。
土の広場と建物があるだけで、後は子どもたちが遊びながら自由に考
えてつくり続けていく場だ。
今年4月からは指定管理者制度が導入され、川崎市生涯学習財団と
NPO法人フリースペースたまりばで結成した「子ども夢パーク共同
運営事業体」が指定を受けている。9人の非常勤職員で朝9時から
夜9時まで運営している。不登校の子たちのフリースペースをNPO
法人が同じ建物内で運営されていた。
アポイントなしに行ったにもかかわらず、丁寧に説明をいただきたが、
こうした施設、運営管理は、もう一度関心のある方たちと一緒に見て、
浜松でこうした施設ができるにはどうしたらいいかを議論してみたい。