豊橋に県境を跨ぐエコ地域づくり戦略プラン研究会主催の公開シンポジウムに行った。
合併をして、新たに中山間地の問題が、浜松市の課題となってきた。これまで、意識してなかった課題だけに、
まずは現場を歩き、当事者の声を聞くと同時に、他の地域はどのようにしているのかを調べることだと思う。
島根県中山間地域研究センター地域研究グループ 科長 藤山浩さんの話を聞いた。http://www.chusankan.jp/
中山間地域の維持と活性するためには、以下4つの再生が必要だ。
●コミュニティシステムの再生
集落単位で限界がきているので、小学校単位で、コミュニティを組み合わせていく(ex.飯田市)
●生活システムの再生
交通、病院、拠点の複合設計し直し、必要な交通宇需要を
「束ねる=複合化」集めて流す(ハブ&スポーク構造に)
一緒に流す(貨物と一緒)
住宅は分散しているが、拠点は固める。(岡山県の新見市 きらめき広場・哲西/あき校舎活用)
●土地システムの再生
所有権の空洞化が起きている
土地所有・利用に関する法制度改革、土地地利用計画制度の確立が必要
●環境管理システムの再生
参加型マップづくり
小学校区に1人、中山間グリーンレンジャーが必要
中山間地域の問題は、中山間地だけの問題ではない。
都市部に住んでいる人たちにも関わる問題だ。しっかり腰を落ち着けて、調査していきたい。