浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

質問で言いたかったこと、わかったこと


一般質問が終わって、1週間。様々な予定や宿題を質問の後にのばしていたので、質問前以上に忙しい1週間だった。

忘れないうちに、今回の一般質問の成果を総括しておきたい。


<こども第一主義>

●市長から直接、マニフェストで掲げた「こども第一主義」とはどういうことなのか、熱い想いを語って欲しかったという素直な気持ちから、質問をつくっていった。それとマニフェスト工程表では、経済的支援に偏っているので、それだけではないよねと、確認もしたかった。

●問題提起をしたかったところは、3人目の出産に対して、出産助成金10万円という施策が、本当に子育て世代の不安や負担を軽くし、少子化対策につながるのかという点。

市長は、3人目の出産に対しての出産助成金制度は、出産の経済的な負担感や不安感を軽減し、子育てを応援して少子化対策につなげる制度と答弁だった。

●「これから、直接当事者の話を聞きませんか?」と再質問したところ、選挙中に公園ママたちに聞いたら、「出産助成金、いいね」と言ったと答弁。
う〜ん、ということで、再度、「これから聞いて欲しいけど、どうか」と言ったところ、「会って、聞きます」とお約束いただいた。

●もっともっと、市長には子育てしている当事者の本当の声を聞いてもらいたいな。


<総合計画と戦略計画>

「都市の将来像って、いくつもあってもいいの?」

多くの市民の参加と議会の議決で決めた総合計画。総合計画の基本構想では、都市の将来を「技術と文化の世界都市・浜松」と「環境と共生するクラスター型都市・浜松」と決めた。それが、戦略計画2007では、「市民協働で築く未来へかがやく創造都市・浜松」になっている。

あれ〜、どういうコト?

再質問で、そこのところを聞いたところ、総合計画は変わっていない、戦略計画2007の将来像も同じを言っている?って答弁。
う〜ん、余計わからなくなったぞ。

市長が変わったんだから、総合計画(基本構想)を変えたって、いいと私は思う。もちろん、そのためには市民参加と議会の議決を経てね。

将来像は、市民も職員も同じ方向向いていないとね、うまくいかないんじゃないの。


<全国身体者水泳大会誘致決定>
以前より、誘致に向けて市民らが活動していたが、市も協働してくれるとの答弁。

障害福祉の分野だけでなく、スポーツ振興、ユニバーサルデザインの観点からも応援をしてもらえそう。

政令指定都市になった浜松市が全国身体者水泳大会の誘致をきっかけに、「障害を持つ人もそうでない人も、気軽にスポーツを楽しめるまち」を全国的にアピールするチャンスとして、活かしていけたらなあと思う。


指定管理者制度は、まだまだ>

制度導入して1年。担当部署も、指定管理者側も、またそれをまとめる行政経営課も調査を通じてまだまだ未熟ってことがよ〜〜くわかった、

これからも厳しくチェックして、よりよいものにしていきたい。(厳しいこと言うけど、それが仕事なの。)

研究者の方々と研究会を設けようかって話もあって、さらに調査を続けたい。


<退職後の職員の状況の情報公開と透明性の高い再就職制度へ>
情報公開の視点から、退職後の職員の状況を聞いた。
これからは、市民へも公表をしていきたい、制度もつくっていきたいと答弁。

平成18年度の定年退職者156人、勧奨退職者95人、合計251人のうち
市の非常勤(月154,300円)へ56人、外郭団体へは39人(団体により、給料は異なる)
民間への就職は把握していない。

再任用の(定年退職後、任用する制度で、平成14年4月から施行)職員は、
これまで5年間でたった1人で、給料は月45万1600円(9級/部長級)と明らかになった。

そこで、再任用制度導入を審議した平成14年2月議会の総務委員会では、当時の部長は再任用は4級で固定し、25万9600円にしていくと答えていたのに、なぜかと再質問した。

この5年間で、どのような状況の変化があったか、唯一再任用された人はなぜ部長級の45万円になったか、再質問。
本来なら、それも任用した時点で情報提供されるべきだと思う。

再質問への答弁は、メモがとれきれなかった。後にでる会議録で確認してくださいね。
(2ヶ月後ぐらいに、浜松市議会のHPに掲載される)

5年間も再任用の運用基準が作られていず、未整備の再任用制度を1人だけに適用し、その給料が特別の部長級であることが適切かどうか,
その市の判断は正しいかどうかは市民の皆さんが判断することだろうと私は思う。