浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

委員会視察

2泊3日で、厚生保健委員会の視察に行ってきた。

1日目は、群馬県伊勢崎市。
  介護予防事業についてが視察項目だったが、予防のために公園に設置した器具700万円より、サポーターづくりの方が効果があったとの話は、大変興味深かった。やはり、介護、子育ては「人の力」が一番大事。「人の力」が生きる事業を力を入れていくべきだと実感。


2日目は、さいたま市
  動物ふれあいセンターを視察。建築費&備品費で8億円(土地は市有地だったので、なし)かけて、昨年オープン。
  政令市になった浜松市も「動物愛護館」の建設予定があるけれど、8億円かけなくってもいいんじゃないかな。
  本当に必要なものは何かをきちんとプランに盛り込んでおかないと、「せっかくだから」とか「このさいだから」で、どんどん建築費がかさむようじゃ困る。

3日目は、仙台市
  発達障害相談センター「アーチル」を視察。
  この発達相談支援センターも浜松市も設置予定。
  
 仙台市が30年かけて作り上げてきた、母子保健と関係機関との連携には、学ぶところがいっぱいだった。

 センターがお母さんたちがエンパワーメントしていくことをサポートしていることにも力を入れていた。

 お母さんたちの声ができたカルテ「アイル」も、行政主導でないところがみそで、その人なりの使い方をされている。

 今後仙台市は区に1つ、児童デイケアセンターを設置する予定だという。障害者支援法だと利用料1割負担になってしまうが、まだ受容がうまくいかない就学前の時期に、1割負担では余計に敬遠されてしまい、せっかくの療育の機会を奪ってしまうことになるで、減免してあるとのこと。


 委員会視察は、他の議員たちと意見交換もできたいい機会となった。