浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

就園前の子育て支援

幼稚園の先生から、最近の子育ての様子や気がかりなことを伺った。
子育て支援は10年前に比べると進んできたが、子育て不安や負担感はまだまだ解消していないようだ。



子どもに対しては、
3歳児でも、「お水ちょうだい」が言えず、「水」の一言しか出ない子もいて、言葉の遅れが目立つようになった。
小学校入学時でも、おむつがとれない子もいて、おむつがなかなか外せない。
これらは5年前ぐらいから顕著になってきたそうだ。家庭や地域からの子どもへの言葉かけが足りない。子どもにどう声かけをしたらいいか、わからない大人が増えてきたとも言えるよう。

お母さんに対しては、
ママネット(お母さんたちの携帯メールでの情報交換)で、「はぶせ」とか「トラブル」が生じている。どうしようもなくなって、幼稚園に泣きつくこともあるそうだ。

また、幼稚園バスの集合場所で、他のお母さんと一緒の場所では難しく、角ごとに停車をする事例も出てきている園もあるとか。親のコミュニケーションの力がついていない。親たちの力のアップをどうしていったらいいのだろう?

幼稚園に入れば、まだ幼稚園の先生などが話を聞いてくださって、安心できることができるけれど、就園前はまだまだすくない現状のようだ。
お母さんたちが気軽に話や相談ができる場、できる人をもっと充実させていかなくては。