浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

日系人の若者調査に同行

毎週土曜日の夜、街にいる日系人の若者に声をかけ、彼らの状況を調査をしているグループに昨夜同行させてもらった。


「話聞かせてもらっていいですか?」と声をかける。
突然の声かけにも、ほとんどの若者が答えてくれらしい。

中学卒業後、工場で働いている10代の男性に聞いた。

「中学時代すごくいじめを受けた」「夢はない」
「14、15歳で働いている日系人の子どもいるの、知っている」など話してくれた。

日本語では答えにくい質問には、ポルトガル語で答える。


まじめに働いているようだ。
だけど、「夢がない」という。


浜松市82万人のうち、外国人人口は約3%、3万人を超えている。外国人の増加、定住化により、様々な課題が出てきている。その中でも子どもたちの問題は深刻だ。日本語と母国語の習得が両方とも中途半端で、勉強についていけない、学校に行かない(不就学)などの問題が出てきている。


学校に籍がない不就学状態では、中学卒業が認められず、高校や専門学校などへの進学、あるいは学びなおしの場や仕組みがない。

日系の子どもたちも希望を持って生きていけるように、仕組みを早急に整えないといけない。