通級指導教室(LD・ADHD等)の見学をさせていただいた。
市内には、小学校4校(神久呂小、積志小、可美小・赤佐小)、中学校1校(神久呂中)ある。
通級指導教室では、午前中はその学校に通っている子どもを取り出しをし、指導を受ける。午後から、他校の子どもが週1回もしくは2週間に1回通ってきて、指導を受ける。
私が見学させていただいたのは、午後の部。1名の子どもが休みだったので、1名の子どもだけだった。
ルールを決めて、身体を動かしながら、いくつかのゲームをしていた。ルールは厳格に守らせるが、きちんとできた時はしっかりほめている。楽しそうだ。
成功体験をさせ、自信をつかせるのを目標にしていると、後で担当の先生から話を聞いた。
限られた時間での指導になるので、ここでの様子や指導について、在籍学級、家庭との連携を心がけているそうだ。
高学年になると、自分で課題を考えさせ、それを解決させるようにしていく。
通級スタイルは、通級の専門的な先生のアドバイスを在籍学級の先生が受けることができるのがメリットだ。こうしたスタイルが必要な子どもはまだまだ多いと想像できる。特に中学は1校しかないので、全然足りない。
増やすためには、県がお金を出してくれないとね。(政令市になって、教員の任用権は委譲されたが、教員の人件費はまだ県)
また、指導ができる先生をさらにつくっていくことも大事だ。