浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

福祉の予算を読む会

予算について聞くと、「議会に通っていないので、話できません」と職員がいるが、それはおかしい。

市民の税金から成り立っている予算であり、市民のための予算であるから、どんな予算が今議会に提出されているかについて、話はできるはず。執行できるかどうかは、議会が決めるので、確定でないと追加説明をすればいいのだ。

市民の代弁者である議員も、予算案について市民からの意見(特に当事者)を聞かないで、予算審議ができるはずがない。

議会も予算について、積極的に市民の声を聞く仕組みをつくっていかなくてはいけないだろう。

さて、今年は恒例の「予算を読む会」(3月5日に開催予定)に追加して、「福祉の予算を読む会」も開催した。

今回は「障害福祉に関する予算」を担当課の方々と一緒に読んだ。昨年より約10億円の増加で、それは主に自立支援給付事業の中の介護給付事業の約7億円の増と、障害者施設整備費助成事業の4億円。

小規模授産所の補助金が6000万円から4300万円に減っているが、それはこれまでの6カ所の小規模授産所のうち、2カ所が新体系(地域活動支援センター事業)へ移行し、地域生活支援事業として位置づけられていくことなどがわかった。

参加者から、来年度から区ごとに「自立支援協議会」ができ、当事者の声を取り入れ、施策に反映していくことになると聞いているが、それがどう予算に反映されているのか、具体的にどうやっていくのか、わからないとの指摘がされた。

また、発達支援広場が2カ所から4カ所に増えるが、そこに集まった子たちの療育の場の確保が充分でないとの指摘もあった。

その他にも、大変貴重な意見をいただいたので、それを12日開催の厚生保健委員会で発言したいと思う。

今日来れなかったけど、関心のある方、意見のある方に、資料を送りますので、連絡してね。

また、5日に全体の予算を読む会を開きます。

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恒例の「予算を読む会」●

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 21年度予算がどんなものなのか、わかりやすく報告します。

 日時/3月5日(木)午後7時から
 場所/ザザシティ中央館5階 パレット和室
 主催/浜松市政向上委員会


資料の用意の関係がありますので、事前に参加の申込をいただけると
うれしいです。
megu@megumi-happy.net