浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

内閣府に行く

5月1日、市の担当者とブラジルコミュニティの代表者と一緒に内閣府に行った。今年1月に設置された定住外国人施策推進室に、日系ブラジル人の現状を報告し、新たな支援策の提案をしに出かけた。

推進室ができたために、様々な施策が実施されるようになったけれど、現場にはなかなか情報が伝わっていない。そのために、インターネットなどの情報支援をさらに充実して欲しいというのが提案の趣旨だ。

浜松市は、他都市に比べて日系ブラジル人の数が多いために、ハローワークにしても、区役所の窓口にしても慣れていて、様々なケースに対応することができる。しかし、他の地域では、通訳も専門的なことに慣れていないこともあり、対応できず、トラブルになっている。そのため、行政側からもブラジルコミュニティに相談が来ることがあるそうだ。

また、一方日系ブラジル人の方も、日本のルールを知らないために、誤解したり、窓口でトラブルになってしまうこともある。

そうしたことをできるだけ避けるために、母国語での情報提供、日本のルールの説明などをしていくことが必要と提案してきた。

今、問題になっている「帰国支援」(日系人失業者のうち、母国に帰国する本人・家族に国が帰国支援金を支給する制度。当分の間再入国禁止という条件がついた)についても、十分な情報提供がないため、使いたくても使えない人も出てきている。


「情報は宝だ」

情報がない中で判断しなくてはならない不安を、お国の方はわかってくれたでしょうか。