次世代行動計画、いわゆる子育て支援計画を審議する「社会福祉審議会 児童専門部会」が非公開で開催されると聞いた。
「なぜに、非公開?」
審議、検討等に関する情報のためだという。
今日の厚生保健委員会で、この計画について、公開で議論されていたのにだ。
審議会はそもそも審議、検討するために開催するものであるから、それを非公開とすると全部の審議会を非公開としなくてはならなくなってしまう。
審議会は、個人情報が出てこない限り、原則公開でなくてはならないのだ。
市長マニフェストの「情報公開NO.1をめざします」は、どこにいってしまったのだろうか!!
今年度から、サマーレビューを公開し、評価していたところなのに、がっかりだ。
情報公開関係で、もうひとつがっかりすることがある。
本会議上で共産党のある議員が「次世代育成支援推進本部の議事録」を引用しての発言があった。そのため、私も読みたいと思い、議事録を電話でお願いをした。「はい、わかりました」という答えがあったので、待っていた。
二週間待っていても、何の連絡もないので、こちらから、電話した。
「審議途中のものなので、出せません」との答え。
「え?他の議員に見せて、私にはダメなの?」
「はい」
それ以上の説明もないし、二週間も返事のなかったことへの謝罪もない。
納得がいかないので、情報公開請求をした。
二週間後、公開されたのは、議事録そのものではなく、概略版公開の「部分公開」だった。
異議申し立てをして、「審議、検討等に関する情報」とは何なのか、公平さに欠ける情報提供はどうなのかなどを明らかにしたいと思う。また、公開することによる支障の内容を具体的に示し、その支障が不当に生じる場合にのみ限定する方向に変えていきたいものだ。
情報公開は、市が市民に対して説明責任を果たし、開かれた市政を実施していくための大事な道具だ。それがさびていたのでは、市民協働を掲げる市としては、お粗末なものだ。