浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

今度は支出をみてみよう

●さて、支出を見てみましょう。
同じく、月収50万円の家計に例えると

<項目>
食費 (人件費)     9万円   △5,000円
医療費など(扶助費 )   9万6000円  +23,000円
ローンの返済(公債費)     6万9000円  △3,000円
光熱水費・通信費 (物件費 )    6万7000円  +1,000円
自宅の改修費など         9万4000円  △6,000円
(投資的経費、維持補修費)
身内や友人への援助 5万7000円  △6,000円
(補助費・貸付金)
貯金(積立金 ) 1000円  △280円
子への仕送り (繰出金)  2万6000円  △1000円

<解説>
●医療費の増加は、11万2200人分「子ども手当」(146億円)が主な理由。
 また、中学3年までに通院医療費の助成のために、9億円の増
 (県からの助成は、政令市だからという理由で、入院の1/6、5000万円のみ)

その他、主な増えた要因
●民間保育所施設整備助成 14億円(480人の定員増)
 生活保護費 65億円から88億円
    (市の負担は1/4)
*税収が減るなかで、福祉・医療にお金がかかるね。



●南部清掃工場改修費 38億円
 (国から10億円、市債27億円)

●都田地区の工業用地開発 31億円

減ったものは、土木関係
●道路維持整備費 178億円から130億円
区画整理事業費 38億円から22億円
●国の直轄負担金 33億円から20億円


●平成22年度の都心再生予算はどうなっているか。

市長は施政方針で、
「都市の活力を創造するため、商業者や関係団体と一体となり、共通の課題について、協働して問題解決が図られるよう支援していく。」と。

県西部地域の買い物動向調査( 県西部しんきん経済研究所)で、20歳以上の住民509名から聞いている。
その結果、
過半数の人の昨年より世帯収入が減少
家計支出 インターネット通販42%増
3人に1人、2年間駅周辺で支出なし
と。

つまり、収入が減ってきていて、駅前で買い物ではなく、ネット通販で多くなってきている傾向が見てとれる。

都市再生はどこにいく?
まちながにぎわい協議会が発足した。民間主導の動きは歓迎する。

しかし、今年度予算で市が実施しようとしていること見ると、都心再生といいながら、第二東名インターチェンジ近くにアウトレットモールを誘致できないか調査をするんだって。

郊外にまた大きなショッピングモールができたら、中心街の商店はやっていきないはずなのに、政策に整合性がない。それに、アウトレットモールも一時期の勢いが弱り、撤退しているところもある。今更、アウトレットモールってこともないだろう。


●松菱跡地の再開発補助の中止決定
  市長「いったん仕切り直す」
  「課題は地権者調整、地権者のみなさんで話あって欲しい」
●駐車場の経営難
 一般会計からの赤字補填分が1億円増
 (2月補正では2.5億円赤字補填)
●アウトレットモール誘致調査費150万円
   (職員提案)
●遠鉄新館への資金貸付の一部 8億円(市債)