浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

まずはお互いのことを知ることから始まる


バス事業者さん(遠州鉄道)と障がいのある利用者さん、そして市の担当者(交通政策課、ユニバーサル社会・男女共同参画課)との意見交換が行われた。

浜松は、平成9年国からのオムニバスタウン構想を受けて、低床バス導入が進んでいる。現在360車両のうち、220車両がオムニバス(低床バス)だ。

が、一同に会するのは、初めてのことだ。

どんな話になるのか、ドキドキしたけど、ざっくばらんにという司会役の職員のリードで、いろんな話にいきながらも、楽しく、有意義な会となった。



まず、車椅子利用者から、4月のバス時刻表の改正により、オムニバス(低床バス)の時刻が変わり、週1回利用が不便になったと声があがった。

バス事業者さんから、定期的な利用には配慮するようになっていたが、今回ご迷惑をおかけしてすまなかったとのですぐに対処してくれることになった。


その後、バス事業者さんから、低床バスと通常バスの構造の違い、ダイヤ編成の仕方などの説明を受けた。

オムニバスと印がなくても、オムニバスがくるのはなぜ?という素朴の疑問があがった。

ダイヤには、学校開校日と学校閉校日(夏休み、冬休み、春休みなど)があり、閉校日ではバスの便が少なくなる。閉校日でなくなる便がオムニバスであっても、閉校日には走らないので、印がつけらないそうだ。

だから、印がなくっても、オムニバスが来ることがあるのだ。

なるほど。

予約に関して、意見があがったんだ。事業者さんから、今日は担当課ではないので再度こうした会をもとうと言ってくださった。うれしい申し入れだ。

車椅子利用者の方が、バスの乗り降りの際に感じている乗客や後ろの車の人から冷たい視線を常意感じていること、さらに運転手さんの負担を感じながら利用していることを聞き、はっとさせれらる話でした。私たちひとりひとりが障がいのある方に優しいまなざしを向けることができているのか、考えさせられた。


知的障がいのある子どもさんの親からは、とても親切にしてくれ、配慮してくれている、感謝しているとの発言があり、「じゃあ、みんなで障がいのある人に優しい運転手さんを表彰しようよ」って話に。

「誉める」っていう市民活動もいいよね。

ぜひ、やりましょう。

お互いをまず知ることから始めよう。