以前、浜松のシティプロモーションで「東京・下北沢でガーベラを市長が配る」という記事を読んで、とっても違和感を感じた。
「なぜに、下北沢でガーベラ?」
それは「浜松の何を誰にどうPRするのか」という作戦がしっかりなかったからだと思う。
そこで、今年度の政務調査費(議員1人あたり、月15万円、会派に支給)の調査テーマのひとつに「シティプロモーション」を掲げることにした。
ちなみに、浜松市は、平成18年3月に「シティプロモーション戦略」を作成し、今年度6850万円の事業費が予算計上されている。
- 作者: 河井孝仁
- 出版社/メーカー: 東京法令出版
- 発売日: 2009/12/29
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河井先生の提案で、NPO関係、1年前に浜松に転入してきた市民、市担当者、そして私も含めた研究会を立ち上げ、異なる立場で研究&議論をし、その結果を私の一般質問に反映させると同時に報告書にまとめるという試みとすることになった。
以前、NPOに「身体障害をもつ方における3つのテーマ「移動」「情報」「理解」についての調査研究」を依頼をし、一緒になって調査研究したことがある。
しかし、今回はそれとも違い、大学の先生と市民と行政と議員で構成される研究会方式だ。あまり他に例がないんじゃないかなと思う。
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先日、第1回のシティプロモーション研究会が開かれた。これまでのシティプロモーション事業を振り返り、課題を掘り起こしていった。
立場が変われば、見方が変わる。
面白い研究結果が出そうな予感。