浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

子育てはチームで〜障がいのある夫婦に子どもが授かった〜

以前から知り合いの夫婦に、待望の赤ちゃんが授かった。おめでとう!

夫婦ともに障がいがあり、互いに助け合って生きていて、二人だけの生活でいいかと思っていたそうだが、
周りの出産を見て「やはり欲しい」と思ったそうだ。

今日は、母子手帳をもらったその足で、一緒に区役所に相談に行った。
区役所の社会福祉課ができて、子育て支援、障害者福祉、母子保健一緒に相談できるので、市民は回らなくてすむようになった。
(このことは、政令指定都市になり、区役所ができたことの一番のメリットだと私は思う)


高齢などにより、実家の支援がなかなか期待できないなか、エンゼルヘルパー制度、ファミリーサポート、保育園などの子育て支援、障害者支援、母子保健、障害者相談事業所、民間支援者など、様々なサポートの「合わせ技」が必要だねと確認した。

これまで、障がい者への居宅介護(家事援助)には、子育て支援が含まれていなかった。あくまで障がいのある人への食事つくりや洗濯などであって、子どものおむつ替えや授乳は対象外だったのだ。しかし、昨年の7月から障害者自立支援法上の居宅介護(家事援助)等の業務に「育児支援」についてが追加されたので、その仕組みも合わせていくこともできる。

「一人の子どもを育てるには、村じゅうの大人が必要だ」は、アフリカのことわざだが、子どもを育てていくには、親に障がいあってもなくっても、たくさんの人の手が必要だ。彼らの子育てもきっと行政サービスだけでは回らないだろう。だからこそ、民間や周りの人たちの手と知恵、心を借りて、チームで育てていくことが必要だと思う。

これから二人の間に生まれてくる子どもの「○○ちゃんチーム」のチーム員に私もなっていこうと思う。