女性のための政治ワークショップの第1回、模擬事業仕分けを開催した。
講師も、コーディネーターも、説明者も、仕分け人も、判定人も女性ばかり。
いつも男性ばかりの会議なので、とっても新鮮。
さすが、みな勉強してあって、するどい質問が飛んでいた。
構想日本の事業仕分け人で、厚木市職員の小瀬村寿美子さんの話は、どういう視点から事業を見るかを徹底的に話をしてくださった。
「そもそもその事業は必要か?」
この事業がなくなっても問題はないか?
目的達成のための手段になっているか?
「誰がやるべきか?」
税金を使って実施すべき事業か?
一律のサービスが必要な事業か?
市町村で実施できないことか?
サービスの範囲はどのくらいの規模が最も効果的、効率的か?
「仕事の中身のチェック」
引き続き実施するとしても、やり方は今のままでよいのか?
事業規模は今のままでいいのか
今回は、神奈川県寒川町の高齢者福祉事業「老人憩いの家事業」を仕分け。
実際に判定人としてやると真剣さ、緊張感が違う。
施設の目的とあり方があっているか、稼働率や利用者の状況はどうか、施設のメンテナンスはどのくらいかかっているか、生涯コストっは?指定管理に出しているシルバー人材センターは、見えない税金が入っていないか?高齢者施策として、どうか。。
仕分けが終った後の懇親会でも、さらに議論は続いたくらい、それぞれ参加者の熱い想いが伝わってきた。
次回10月17日は、今回の体験を基に浜松の事業を仕分けし、アクションに繋げていくワークショップを開催する。
女性が審議会や議会などの政治参画の場への進出が浜松ではまだまだ遅れている。もっと多くの女性たちが市政に関心を持ってもち、一緒にアクションしていきたい。