浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

国庫補助金不正経理記事〜浜松では〜

毎日新聞朝日新聞に「不正経理 全都道府県、政令市で」という記事が掲載されていた。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101003k0000m040093000c.html

http://www.asahi.com/national/update/1003/TKY201010030294.html

早速、浜松はどうなっているの?という問い合わせがあった。

「ん?この話、調べたことあるぞ」

思い出した。

平成20年の決算特別委員会で(平成19年度決算)、当時都道府県において、国庫補助金不正経理が問題となり、新聞で大きく取り上げられていたのを受けて、「政令市は次に調べることになるが、どのように調査していくことになっているか」と私が質問したところ、花嶋副市長が「市として全体の内容がどうなっているかの実態を確認し、一義的に庁内で取り組んでいく」と答弁。

その後、平成21年2月20日、市長は記者会見で、「国庫補助事業事務費にかかる経理処理の内部調査結果について」を公表。

調査対象は、平成18年度と19年度の農林水産省及び国土交通省所管の補助事業の事務費のうち、賃金、旅費、需用費を対象。


調査の対象となった事業費等は、全体で222事業、事業費としては、387億6,499万6千円。

このうち調査対象の事務費は、2億1,274万2千円。

その結果、農林水産省所管分が3件、301,790円、国土交通省所管分が 62件、1,938,261円、合計65件、2,240,051円が不適切な経理処理だった。
しかし、「カラ出張」「預け」「一括払い」「前年度納入」「翌年度納入」はなかったと報告。


*記者会見の様子
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/square/room/interview/210220/index.htm

私の質問がきっかけになったかどうかはわからないが、自主的に内部調査を進めたことは評価したい。

さて、平成20年度、21年度は不適切な経理処理がなかったか、どうかだ。

今月末に開催される平成21年度分の決算特別委員会で、この点は聞いてみたい。また、前回のように切れのいい質問ができるよう、調査を進めていきたい。