毎年浜松駅前で「バリアフリーコンサート」をしているフリースクール、
NPO法人ドリームフィールドが
東北大震災で被災した大船渡で、現地の方と一緒にバリアコンサートを開催。
私もそのコンサートに同行をした。
(ライブのMCを初体験)
このイベントは、年齢にかかわらず、障がいのある、ないにかかわらず誰もが一緒に参加し、
楽しめるイベントで、今年は東日本大震災の被災地での開催となり、今回は大槌に続いて2回目。
コンサートの開催も大きな目的の一つだが、
震災から1年半後の状況やそこに住む人たちの気持に沿うことも目的のひとつ。
陸前高田の消防士の方に、津波で被害を受けた陸前高田の町を当時の様子、そして現在の様子を
案内してもらった。ご自身も家を津波に流され、友人知人を亡くされた。
当日、地震の後、水門を閉めに海にいったそうだ。3つ目の水門を閉め終わり堤防から海を見たら、水が100メートルも引いていて、「これはすごいことになるぞ」と住民の方に避難を呼びかけながら、高台に向かったそうだ。
「(現在も多くの人たちの死で)悲しむ心が麻痺している状況で、感情がうまく表すことができない」
という言葉が印象的で、まだまだ震災が現在進行中であることを実感した。
・ドリームフィールドの説明
ドリームフィールドは、2003年に開校した、静岡県浜松市にあるフリースクール。
いじめなどによって不登校になったり、学習障がいや軽度の発達障がいをもった子どもたちが、のんびり、まったり、自分のペースで共に育つことのできる、バリアフリーな体験的学びの場。
2011年からは、就労支援A型事業所である「雑貨カフェいもねこ」をオープン。