浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

議会基本条例にパブコメ

現在、浜松市議会では、「議会基本条例」(案)について、4月16日までパブリックコメントを募集している。

ようやく、ようやく、基本条例ができるんだ〜〜。
制定に尽力してくださった方々、お疲れさまでした。


さて、条例の中身が読んだ。

私が大事にしたいところは
「市民と議会との関係」

(市民の意思反映及び参加確保)
第8条 議会は、市民の意思を的確に把握し、市政に適切に反映させるため、次に掲げる方法により、市民が議会活動に参加する機会を確保するよう努めるものとする。
(1) 議会運営に当たり、参考人及び公聴会の制度を活用すること。
(2) 請願及び陳情等は、市民による政策提案としてとらえ、誠実に対処すること。
(3) 前2号に掲げるもののほか、必要に応じ市民に係る多様な行政課題を広く把握すること。

む、む、む。

大事な議会報告会の開催、陳情・要望をした人が意見陳述することができる規定がな〜〜い。
議会報告会は多くの議会で実施されており、お隣の磐田でも始まっている。議会でどういう議論をし、どういう判断をしたのか、議員個人ではなく、議会という機関としての報告が市民にするのは当然なことではないだろうか。

現在の浜松市議会では、陳情・要望した人が自分たちで出した陳情・要望に対して意見を述べたり、質問を受けたりする権利が保障されていない。
参考人は、議会が要請するもので、陳情・要望した市民の権利として意見陳述規定することで、市民の参加の確保になるのだと思う。

せっかく策定する議会基本条例、市民と議会との距離を縮め、市民の声を反映できていく条例にしてもらいたいものだ。