浜松HAPPY化計画ブログ

鈴木めぐみが見つけてきたあんなコト・こんなコト

おてらおやつクラブ

お寺にお供えされるお菓子、果物、日用品などの「おそなえもの」を仏さまからの「おさがり」として、頂戴し、子どもの貧困家庭を支援する団体と協力して、経済的に困難な家庭に「おすそわけ」する「おてらおやつクラブ」のヒアリングに名古屋市昭和区宝珠院に行ってきた。


昨年からはじめ、現在全国319のお寺が賛同していて、2600人の子どもに送っている。大阪での母子家庭餓死事件のニュースを見て、自分たちでできることがないかと、始めたそうだ。


おそなえものは会所と呼ばれるところに集め、皆で発送作業をする。まずはお経を読み、それから、さげて、賞味期限ごとに仕分けし、ダンボールに詰める。発送料はお寺持ち。中には、一言書いたカバーレター入れる。それがきっかけで、手紙のやりとりが始まったり、相談を受けたりするようになったとか。
お寺をもっと人の役に立つところにしたいと、若いお坊さんが語った。貧困とは、金銭的に足りてないだけでなく、選択肢が少なく、人間関係が貧しい状態でもあるので、ご縁を深めてもらいたいとのこと。

最近は、人が集まるようなお寺に、「おてらおやつBOX」を置いてもあるそうだ。

お寺って、信頼厚いし、地域の皆が知っている、素敵な社会資源だなあと思う。
浜松でもお寺と子どもとの繋がりができないかと思っている。浜松でも、おやつクラブに賛同しているお寺が何カ所かあるようなので、これから動いていきたい。