車椅子利用者3人を含む、浜松の福祉を考える会のメンバーと障害保健福祉課、交通政策課、南土木事務所で、浜松駅南口周辺のUDチェックを行った。
車椅子利用者と言っても、電動車椅子で一人で移動、手動車椅子でヘルパー付きで移動、手動車椅子で自分で運転し移動と、それぞれ異なるニーズを持つ。
今年度、南口周辺の改良工事に予算がついているので、障害のある方との現場でのチェックをお願いした。
横断歩道での段差は、車椅子の車輪が空回りして、動けなくなる。→UDブロックをつけることで解消できないか。
現在の南口ロータリーの車椅子スペースは、今後なくなる。→タクシー乗り場にある2台分のスペースか、地下駐車場に入れる。
<タクシー乗り場での課題>
車椅子利用者の乗る車が入っていいのかどうか、わかりにくい看板。
タクシー乗り場にあるスペースは、タクシー乗客の降り場と共有のため、迎えにくる場合、タクシーとぶつかってしまう。
段差があるため、車椅子での移動が困難。
屋根が車の上までないため、雨の日濡れてしまう。
タクシー業界との話し合いが必要。
<南口駐車場の課題>
車後部から乗り降りするタイプの場合、後ろのスペースが足りない。
車椅子を利用する車は乗り降りを楽にするため、車高を低くしてあり、車止めにマフラーなどが当たってしまう。
多目的トイレがあるが、ドアが手で横に引くタイプのため、力が弱い人や麻痺が残る人は使えない。
<北口の課題>
北口で車椅子スペースがない。
そのため、強引にロータリーを使ったり、プレスタワー近くの場所を使ったりしていて、危険が伴っている。
実際に、当事者の方たちと一緒に歩いてみて、気がつかなかったことがあまりに多かったことに
私自身、びっくり。きっと、市の職員の方たちもそうだろう。
やっぱり、当事者の声聞かないとね。
今後、北口周辺バリアフリー化も市は検討しているので、
一緒になって、真に誰でも使いやすい駅周辺になるように、声を届けていきたいと思います。
今回、参加できなかった方、ぜひ意見聞かせてください。
浜松市平成29年度予算
浜松駅南口周辺改良事業
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/…/…/detail/d_115.html
浜松駅北口周辺バリアフリー化検討事業
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/…/…/detail/d_114.html